何処までも遠く離れた雨上がりは春の空で溢れていくのは虹みたいにいい想い出ばかり故郷へ場面を変えてもしもから始まるいつもの空話中心を一筋に線路はまだまだ辿り着けない透明なガラス越しにすれ違いな自分を見た平行して、いくつもの走り出すスピードに探すのは諦めるまたこんな春には雨が降るかもなんて、すぐに忘れた
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