遅れて鳴る目覚まし時計握りしめた液晶は体温に近くて遠い今日かいつかの出来事遅れて届いた最後のありがとうは読まずに消そう痛みも感触もなく今日かいつかの出来事僕らを消した君が見棄てた街にその新しい朝に長い夜の終わりにきっと愛されていた世界にほらそして世界はベランダから見える程度君がいた風景
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