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都森 善太の部屋


[46] 読み棄テル日記
詩人:都森 善太 [投票][編集]


夜の道を一人
カメラを片手に
彼女に出会う

懐かしいと錯覚する
音ばかり
何もない部屋には
やけに響いて

見慣れた白い息
一足で飛び越す
一周目で一瞬のきせつ
迷う必要なんてない
息継ぎのコツをつかんだ


2007/09/13 (Thu)

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