白黒くらいじゃもう何にも感じないの君は言うやけに揺れている湿った言葉遣い向こうには夜の匂い無理矢理くらいが丁度いいなんて二人して中毒者なんだそれはどこまでが嘘なのか初めから分からない暗殺者は語る手探りでこじ開けて隙間から流し込んだ彼女達の愛情を煙る小さな部屋の中で
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