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都森 善太の部屋


[47] 暗殺者の愛情
詩人:都森 善太 [投票][編集]


白黒くらいじゃ
もう何にも感じないの
君は言う
やけに揺れている
湿った言葉遣い
向こうには夜の匂い

無理矢理くらいが
丁度いいなんて
二人して中毒者なんだ
それは
どこまでが嘘なのか
初めから分からない

暗殺者は語る
手探りでこじ開けて
隙間から流し込んだ
彼女達の愛情を
煙る小さな部屋の中で

2007/09/13 (Thu)

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