先週まで
恋人だった君を

あの一枚の手紙で
失うなんて

今だから
こんなに一人が怖いのかな
君がいた時は
いつも安心して生活していたのに

もし過去に戻れるのなら
もっと素直に
君と一緒にいたかった

甘えたかった

もう強がりとさよならして
もう一度貴方の体温に触れたい

過去を現実にしたい…

猫になったら
貴方の傍にいれたのかしら
猫になったら
危険を察知できたのかしら
あの時猫だったら可愛がられたのかしら

今
僕が
猫になったら
君は最初の時みたいに
まっすぐ見てくれるのかな

君を求めて街にでた
街行き交う人の
後ろ姿をみつめる
影追い虫


違う
違う

僕が捜しているのは
まつげが長い小柄なあの娘

また見つけだせず
少しの可能性を信じて

明日も
影追い虫は行く

誕生日も
クリスマスも
一緒にいると楽しいけど

今
こうして
Cafeで話すほうが
僕は好き

飾らない
いつもの仕草や
見慣れた服を着る君をみて
話しをしている今が一番
僕は好き。

声が聞けない日は
凄く不安

今日も
なかなか眠れない

今
君が見ているものを
僕に教えてくれないか

今
君から僕に連絡をくれないか

そう願いながら
僕は無理に目を閉じる

明日は何時に待ち合わせしようか…

僕は君に恋をして

君が好む洋服を着て

君が好きなアーティストの唄に影響され

いつのまにか
君に染まっていた

いつか
君が僕色に
染まったら

一緒になれたらいいね

大好きだよ
とか
愛してる
とか

言われない日は
凄く不安で

面と向かって言われると
本当かな
って疑ってしまう
僕の悪い癖。

手書きの歌詞カード。

君がくれた手書きの歌詞カード。

昔は
こうやって
僕の為に時間を割いてくれたのに

今は
携帯と睨めっこする君

慣れって怖いね。

声を聞かせてくれないか？
僕に君の声を聞かせてくれないか？

不安で眠れないから

君は僕の気持ち
理解してくれたかな…

僕がこれほど君を愛していること

君は気付いてくれたかな…

全ては僕の責任だ。

僕は君を愛していて
一度君を失った時
凄く後悔したから
余計に今は
君を独占したい気持ちで
いっぱいだった

でも君は
前ほど僕に目を向けてくれなくて
それが僕にとって怖くて
必死で君に気持ちを無理に押し付けていた

気がつけば
君の居場所がなくて…
追い詰めていた…

悪いのは僕。
君の気持ちを理解せずに行動した僕。

全ては僕の責任だ。