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tyuuyaの部屋  〜 新着順表示 〜


[103] 涙と息と私達
詩人:tyuuya [投票][編集]

額から汗、噴き出し
からりと蒸気が広く窓を開け放つ

その名残か、アナタと私の額から浮き出てくる汗は一向に止まる気配がないのです。

砂漠はどこへいきましょう
私とアナタの汚物なる毒素
太陽は森林を白く微弱に映すのでしょう

騒乱した密度

風に吹かれゆくアナタの髪が私の頬を浴びるのです。
騒乱された狭き我が海の磯の匂いは、何時しか工場の煙と交ざりけあい、あの風により、私達の涙は何時しか、汚れちまった哀しみだけに、彫像となりて、石膏として、燃えないままに、湿っぽい終わりもこないまま

2007/08/12 (Sun)

[102] アホのアフォリズム4
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アフォリズムとしてやはりタイトル、お題が欠かせない。想像が欠けているにせよ、アホといった以上辞めにさせて頂こう。
太宰が面白いことをいっていた。「私には思想なんてものはありませんよ。すき、きらいだけですよ。」
私は思想自体知らない、
真のアホうであろうに。
タイトルはあほから始まるあふぉりずむ。

2007/07/03 (Tue)

[101] アホのアフォリズム3
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ニーチェの書いた狂気の人間。その中の有名なフレーズに「神は死んだ」とある。決して無神論者ではなく、寧ろそういった輩に対しての警告らしい。
グスタフ・クリムトフが描いた医学の限界も私は頷かずにはいられない。

神はすぐ傍にいる。これを否定するものは無という文字を白紙に書き、0という数字を頭に想像してみれば、恐らくはわかるはずだ。

2007/07/03 (Tue)

[100] アホウのアフォリズム2
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ようやく文学という偉人らが靴を擦り減らしたものに俺は恋人が築かれてきた。その中でも斜陽という作品は貴重な宝で、妖しく眩しいネオンが目の周りをチラツつかせていた。
この頃はクリストフよりもミーチャに愛着を覚え、俺も彼のように狂ってきたのかもしれない。

無機な石が内部から叩き破られてしまったかのように

2007/07/03 (Tue)

[99] アホウのアフォリズム1
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考えごとをしていたはずが、いざ文字にしようものならヒューズが跳び、芥川的表現を拝借すると架空線が紫の火花を散らしたのか。
時、いや今現在ストーナー、退廃ロックに身を寄せるアホウな俺に大人の仮面舞踏会はどう説教するのであろう

2007/07/03 (Tue)

[98] 代弁者
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毎あるごとにノー・フォース、ノー・クオリティーを感じずにはいられない。己が非力で無力であること。この歳で心はすっかり老衰しきってしまっている。飛び降りることで一体国にどれ程負荷を担わせるか、民達へ肉体を一層深く擦りきれさせるのか
俺は苦痛に脅えてしまう、Mという言葉にも敏感な薄弱なガキであろう。
プライドは傲慢に過ぎず、アンチキリストの俺は彼自身のそんな性質に惚れ込んでいた。

俺は評価に脅え、周りは始めから期待しないことも重々承知な上なのに、それでも俺は自己を理想化している。

俺は自分を汚れきった者というものに嫉妬を覚えずにはいられない。だが、そんなやつらの中にも、俺と同じヘタレが中にはいなくは決してない。

代弁社を建て、ヘタレ社長が此処でパイプ椅子にもたれながら主張することにしよう。
愛の真理は罪。罰は犠牲者にまわる。
誇示の真理は罪。罰は偽善者へハネカエっていく。
太陽の真理はアンチ。月の真理は母性。


右翼、左翼
新感覚派、プロレタリア
デカダンス、キリスト主義
ドゥーム、ポップ

人道、自然

ここに結論いたす。

厭世の虫達は私を刺す

2007/07/03 (Tue)

[97] 不細工なイカダ
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新芽はやがて濃厚な緑となり、帆を大きく張った船は褐色が錆びた場所に向かっていた


時々私は孤独に見舞われてしまう


周りは艶を見い出しはじめ、今と昔私は行き来しはじめ、それでも今という時代に恋こがれていた。


人は何故イカダをつくっていよう。
今地球は錆びが拡がっていくばかり


人は何故自分のイカダに満足せよう


今地球の大気は鉄のすえた臭いが呼吸をするたびに残るばかりだよ


それでも僕はイカダを壊せない、壊されたくないんだ。

君が大型の黒船に乗って



不格好で木々を固定仕切れていないイカダ



黒船はいつ迎えにこようか。

錆びがこびりついたまま

2007/07/03 (Tue)

[96] 本音という脆さ
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人生で本音ほど痛いことはない

自分を詩で綴ろうにも、敢えて隠すのが礼儀なのかも。私仮面狂だもんで、ポロリもなんだかくっちゃべれない

人間失格。私自己を事故る
私脆いお人好きなの、けれど斜陽族のかず子ははたしてどうなのかしら


私、自己主張を少し自粛致しますは

2007/07/02 (Mon)

[95] 虚ろな目
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家へ向かう途中の階段で俺は自分を喩えるために12段目に座り考えていた。

空虚


虚栄


虚構



虚人



これまでの人生に溝を埋めるたげの水が余りにも不足していた

鉄橋の下で好きなアノコが告白をしていた


俺は荒野に生えた草。



乾いた水を求め

2007/07/02 (Mon)

[94] 液体
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白く蒼く少しきばんだ液体を黒く茶色く薄汚れた穴へ!
今日は安全日なの。

あ〜。素晴らしき戯れ
鳥の冴えずりが軽やかに

2007/07/02 (Mon)
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