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高級スプーン似の部屋  〜 新着順表示 〜


[576] 人生の1/3は
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相手の方がつらいのは
わかっている
けれど
僕だって

この先に続く言葉は
わかりきっている
誰も幸せにできないことだけは

年末なんだ
もうすぐ
年始なんだ
だからどうなんだって
忙しなく動いている人の目には
映らないからきっと
だから
安心して呟こう

寒空の下
月に吠えることもできず
部屋の中
震えて眠る前に

小さく
「つらい」と呟いて
明日になるまで
眠ろうか

たとえ
幸せな夢を見なくとも
人生の2/3がつらくても
布団に入って
寝られるだけしあわわわ

みなまで言う前に
さっさと寝息を立てやがれ

2017/12/31 (Sun)

[575] 指先の僕らではよくあること
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2 : 名無しさん@スプーン似 20xx/xx/21(木) 11:85:29.60
  では、詩人の部屋で半ば伝説となっている『あの詩』について語
  りましょうか。知らない方も多いと思いますが、詩人の部屋歴が
  長い方は覚えてる人も多いと思います。
  実を言えば高級匙も『あの詩』を読んでから詩人の部屋にハマっ
  たひとりでして、あの一節を目にした時のショックは今でも覚え
  ています。今では消されて読めませんが、誰か『あの詩』を保存
  してる人はいますか?

ニコニコしてる香具師はまだ居なかった当時
この部屋じゃないどこかにいた漏れ
どこかについての詳細をキボンヌされても
記憶は定かじゃないから乙
ただひとつ言えることゎ
ガッシ!ボカよりも昔の話の>>1の続き
スプーソは叶えられない夢に妄想に
みwなwぎwっwてwいwたw大草原不可避(というより藁)

匿名性が高いといえども出会ってしまえばオフパコも不可避
会ったことのない人を「お兄ちゃん」呼びしたり
漏れを変なあだ名で呼んでいたりもしていた
可愛かったfusianasanなあの娘も
大人に食われて変わってしまったんジャマイカ
親しかった藻前らは
男女の関係>>>>越えられない壁>>>>今までの関係
あっちとこっちがくっついてとっかえひっかえ
せっかく言葉で遊ぶ楽しさを覚えてきた頃なのに
愛と裏切りの出会い系の場となってしまったンゴ
現実を仮想に持ち込んでくるヤシマジ逝って良し

   ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< >>2 オマエモナー
(    )  \_____
| | |
(__)_)

>>3
ヅラズレてる氏ね

>>4
ヅラじゃないゐ`だ

もっと言の葉を使って何かをしたいと思う気持ちを
sageるような出会いの場となってしまった時
どこか別の場所はないかと探して見つけたのが、
『あの詩』

キタ―――(゜∀゜)―――― !!

ではなく
この詩人の部屋ですためでたしめでたしあぼん
乱筆乱文スマソ
一言一句飛ばさずに読めた人は居ないだろうけどage
ではなく
ここまで読んでくれてありがとうッスm(__)m←今でもよく使う顔文字


指先の僕ら其のぬるぽ







2016/07/21 (Thu)

[574] 指先の僕ら
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 当時の僕は朝方まで喋っていた、顔の見えない誰かとこの世のどこかで。LINEどころか電子メールやポケベルなんてものさえまだ登場していなかった頃だとその場所の説明も特定をするのも難しいけれど、声を出さずに言葉を使ってやり取りするようなもの。それこそ、黒電話すらなかった白黒の世界だったならもう僕の貧困な語彙ではどうにもなりはしない。


高級スプーン>
嗚呼 嗚呼 あの空に
恋とか、しながら
[01/01 00:00]
−−−−−−−−−−−−−−−−
高級スプーン>
そろそろ遊んじゃおうかな
そっと出かけてみようかなーんて
[12/31 23:59]


 世紀末から新世紀へ。年末年始にそんなことをひとり呟いていた僕の孤独な遊びについては、ノストラダムスも見て見ぬ振りを貫いた。事細かに予言されても恥ずかしいだけだったろうけど、本当はそんなことを呟いていたのは一人じゃなく何人も居たし、僕は違う名前だったし、でも画面のこちら側に居るのはいつも一人。真夜中、四畳半のガラパゴス諸島で独り、煌々と輝く新世界を愉しげに見つめながら、ひたすら文字を打ち込んでいた(^-^)←この顔文字、今でも使っている人は居ますか?
 現実に背中を向けて向き合った非現実な現実世界なのに、時にそれらをオフにして、目を背けた現実で顔の見えなかった人たちと出会ったこともあった普段は指先だけの繋がりの僕ら。それらは何ら不思議なことではないけれど、当時としては出会い系殺人もあったことだし、LINEのような繋がりはどちらかと言えば少数派? といえるかどうかはわからないけれど迫害される魔女的な一面もあったから、割と秘密裡に水面下で会合は進行し、身近な世間様には言えなかったんだ。白兎を追いかけて迷い込んだ虚構のようでいて、何よりもリアルで鮮明だった指先の僕らの世界。読んでいる人にも伝わりにくいこの言の葉が、それなりの誤解を与えるのではと危惧するだけの頭は当時にもあった模様。どんな模様かと。

指先の僕ら其のいち

2016/07/19 (Tue)

[572] 痛み入る
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牛の死体を焼いて食べて
「美味しい!」って喜ぶ姿も
人間以外のぼくからしたら
十分狂気を感じるけれど
そういった議論は今更で
牛肉は食べても
そのことには誰も
手をつけないし口にはしない
明日あさって自分が死ぬのも忘れて
ホラー映画に恐怖する
みたいな感じ
ジェイソンよりも貞子よりも
いつか自分の命が終わることの方が恐ろしいはずなのに
悪夢から目を覚ませばほっとする
猿の時分から
女子高生の今までも
恋に茶をしばいて悩みは尽きず
愛に救われ突き落とされる
不老不死になれば
子どもは要らない
子どもが要らなければ
セックスも性欲も愛も
恋に患う必要もないのに
いつになったら人間は
次の世代に機種変するの
がん脳卒中心臓病から
頭痛に胃痛に腰痛に心を痛ませて
ラブ&ピースを謳い歌われながら
エイズに感染
未だに戦争は無くならないし
人は亡くなるし
深い悲しみ
怒り涙する人は絶えない
人は死ぬ
死ぬのが怖い
絶望の連鎖を断たない限り
死にたいと死に絶えることだけが
生きる絶望から救われると
信じて病まない人たちも救われない
人間以外のぼくからすれば
別にどうでもいいことだけど

本当は
苦しむことが大好きで
どうしようもないことに悩んで
どうしようもなくなって絶望することが
望みなのか
だから
太古の昔には備わっていた永遠を手放して
恐怖を手に入れ
日々恐怖し
恐怖に囚われ恐怖を忘れ
そう遠くない未来に死ぬのか

他人事の恐怖を
我が事のように愉しんで
己が人生の最期を逃れようと
今に踏み止まろうとするも
実に呆気なく
命を喪失う
人という名の得体の知れない生命体の恐怖

明日はトンカツだ

2016/06/24 (Fri)

[571] 眼コン
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わたしが
好きなものと
おなじものを
好きなひとが
好きじゃなくて
嫌いですらある場合
好きなものと
途端に素直に
向き合えなくなって
見向きもしたくなくなる
それは
本当に好きだったのか
本当に好きなら
それでも
素直に「好き」だと
言えるんじゃないのか
好きな「もの」が
物じゃなくて
好きな「ひと」だったなら
じぶんが
好きなひとと
おなじひとを
好きなひとが
好きじゃなくても
嫌いじゃなくても
好きなひとからは目を背けたりはしない
素直に「好き」だって言える
そんなひとが
わたしは好きだ

そんなひとが
わたしは好きだと
好きなひとからは目を逸らして
てのひらの中
気付かれないよう呟いた

2016/06/21 (Tue)

[570] つるぴか
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あなたを照らす
光になれるなら
どれだけ抜けても構わない

あなたを照らす
光になれるなら
カツラなんて被るものか

あなたが隣で笑うなら
いくらでも煌めかせよう
この頭

いつだって笑わせてあげる
だから
はやく戻っておいで

光るわたしを目印に
空から舞い戻ってきておくれ

天使になったあなたよ

眩しい笑顔にゃかなわない
それでも
頭を磨いて待っているから

たまには地上に舞い降りて
昔みたいに笑ってくれよ
わたしの隣で笑ってくれよ

なあ

2016/06/16 (Thu)

[569] 宇宙自殺
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解脱
生身から抜け出して
屋根まで飛んだ
そこから先は
科学の外
大気圏を飛び出して
月面でも跳んだ

解説
深呼吸をして
大きく息を吸い込んだ
その空気が
真っ青な毒だったら
苦しくて
重苦しくて
こんなもの要らないってさあ
私を
自身から引き剥がすように
殺すよね
意味がわからないって?
それこそが
真理

理解の外
生身から脱け出して
トぶんだ
銀河の果てまで

そうしたら
自殺しよう
それまでは
勉強しよう
今日の授業はここまで
続きは明日が来るまで
どうか無事でいて下さい

2016/06/16 (Thu)

[568] 理由は不透明
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名前を下さい
透明な存在に名前を下さい
教室に
街中に
会社に
家庭内に
社会の片隅に
またはお前の背景に
溶け込んでいるのに
ねえ こっちを向いてよ

何をすればいい
何を為出かせばいい?

もういいかい
まあだだよ
探してくれる人など
誰もいない
いないいないばあ
隠れるのはもうよそう
もういいよ
はやく見つけてよ
お願いします
名前を下さい
透明な存在に名前を下さい

大事な存在に危害が及べば
気付いてくれますか
反社会的な行動をすれば
社会的に承認してくれますか
この透明な存在を


 醜悪な毒虫の背中が割れて
 顕現するのは家鴨か白鳥か
 未だ割れない背中を
 鏡越しに眺めては嘆息する日々
 息も絶え絶え息苦しいのに
 息絶えない死に損ない
 報われない
 罅割れないから
 生まれ変わることが出来ない
 醜悪で透明な存在には
 未だ名前が無い



静かに立っているだけでは
気付かれないのかもしれない
頭の中では
堪え難い苦しみに
のたうち回っている
振り向いてくれるだけでいい
それだけのことが
どうして出来ないんだよお前は

名前を下さい
透明な存在に名前を!





2016/06/09 (Thu)

[567] 名もなき狂人のうた
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有名な詩人が
頭に思い描いて
書かずに破り捨てた詩
百万光年先からなら
その時の表情くらいはわかるかな

いつか
これまでに生きてきた人たち
誰も彼もの心の機微も
宇宙のどこかに保存されていたとして
頁を捲るように過去に遡り
自由に閲覧できたなら
もう何も書かなくてもいいよなあ

言葉がなければ息もできない
もしくは死ぬ
症状が酷ければ
そんな人もいるかもしれない
言葉がなければ
現実から言い逃れることもできず
ただただ口を閉ざしたまま
震える拳を宙に叩きつけるだけ

誰かに読ませるために書いているのか
それすらもあやふやで
子どもがはじめて画用紙に
クレヨンで書いたらくがき
みたいに人に伝わりにくいそれ
うまれたての感情を
昔ながらの心象風景を
誰に伝えるでもなく
思い思いに想いを描く行為
その姿
選ばれた未来の先では
好き好んで骨を折る狂人だと
ナンセンスだと肩を竦められても
此方人等
死に物狂いなんでい
そう言われたら
仕方ないよな

顔も知らない人の詩を読むこと
百万光年離れなくても
少しはわかるその顔つき
どこまで正確に読み取れるかは
わからない
けれど
あなたの詩を読まなければ
こんな風に
ぼくの心が動かされることもなかった
どんな風に?

それはまた未来の話






2016/05/26 (Thu)

[566] 修羅ん
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人はいつか死ぬ
どれだけ頑張ろうと
絶望は免れない
回避できないバッドエンド
だなんて言い方をすれば
14歳の考えた何かの設定みたい
それでも
前を向いて必死に生きる姿に
胸を衝き動かされ
血潮を熱く滾らせたり
遠巻きに見下して
嘲笑う唇を噛んでみたり
これは受け継がれた遺伝子か
ちゅうがくにねんせいのかみ
奴の所業の為せる技かもな
どうせ意味はない
生きる価値はない
それならはやく楽になろうか
いま自殺することと
苦しみながらも生き抜いて
いつかの未来に死ぬことに
違いはないのかもしれない
それでも
けれども
but
バッドエンドでも
馬鹿みたいに生きたい
死にたい繰り返したい
わけじゃないけれども

拷問の最中
助けてたすけてたすけて
いたいいたいいたいいたい
いやだいきたいしにたいいたいいたい
くるしいたすけてしにたいもう
いっそ殺してくれと
加害者に逆命乞いしたあと
許されなくて
凄惨極まり惨たらしく甚振られ
筆舌尽くし難い絶望を味わい尽くし
意識の途切れる間際に
逝きたい
じゃなく
まだ生きたいと
必死に生にしがみつく人に
なりたい

恐らく
かみはいない
何もないその後より
どれだけ苦しくても
理不尽でも
神は居なくても
ここは天国

自己問答
自己闘争の果てに出した答には
丸も罰も要らない
本当はね

救われなくても生きて死ぬから
そんな顔、するなよ



2016/05/24 (Tue)
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