詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
朝焼けより夕闇がいい
始まりより終わり
生まれ方より死に方
終わり方の方に惹かれるのに
その時には僕はもういない
生きる程
苦しい
それでも
増していく喜びもあるだろう
全部あたりまえみたいに
ならないように
感謝しなければならない
感謝感謝感謝感謝
感謝しなければならない
見回してもそんな事柄に包まれ
それを忘れる浅はかさにつきまとわれ
たえず耐える強さを探すしかない
産まれた時から死に向かって
生きるしかないのに
それが目的ではなく
誰も選択も許されず
死より最悪の絶望はないとしても
それでも産まれて生きるこの一瞬すら
奇跡に近い一瞬
どんなにか絶望的でも
人生は誰かに肩代わりさせては貰えない
まあいい
今晩は誰かと
おでんが食べたい
reiwa2019
詩人:結愛 | [投票][編集] |
未だに何で「私が人様を選ぶ羽目に?」
という思いで いっぱいだけど
結局は私を見てデレてしまう人
ちゃんと優しさを与えてくれる人
精神面を支えてくれた人
そして何よりも私を守ってくれた人
あ、頑張ってもらっちゃったとかもね...
っていう選択基準になっちゃうんだよね
見た目がカッコいいだとか
持ってるスキルが凄いだとか
好きになる要素としてはあっても
最終的な判断には あまり関係がない
勿論、そこに至る過程も大切にしたいし
私はとっくに その人の事は尊敬しているよ
“認める”だなんていう言い方はしたくない
何だか偉そうな感じがして嫌だから
私自身が それがアピールだったなんて
気付かなかったのが悪かったんだけどね
ここまで大変な思いをさせてしまったから
そして、一番大事なのは いざという時
「助けて」とSOSを出したとき
瞬時に対応してくれるかどうかなの
心が壊れかけたとき
瞬時に気付いてくれるかどうかなの
守ってくれるかどうかなの
心が崩れかけた私に
近くで「頑張れ」と
声を掛けてくれたり...
カエルの王子様はもう
掌の中に居るの
元に戻してあげる方法が
まだ見つからないけど...
詩人:結愛 | [投票][編集] |
好きとか 愛してるとか
もうよく分からない
気付けば周りは
「欲しい」に変わってた
私のお母さんは
夜になると狼になる
他にもそういう人が居るらしい
「欲しい」かねぇ...
そんなに初めてが...
まして私のなんて...
周りの「欲しい」の感情が強くて
何だか恐怖も感じてる
きっと奪ったら 飽きるんだろうな...
そんなもんでしょ?
好きってなんだろう
詩人:結愛 | [投票][編集] |
もう何もかもが分からない
初めっから何も分からなかった
何も見えてこない 何かを掴む前に
心がポッキリと折れてしまった
目にしただけで頭が痛くなるような
人の多さ 声 顔
何も聴こえない部屋 誰も居ない空間
何もない天井を ただただボーっと見つめる
なんと安心する時間だろう
心の中の錆び 言い様のない底無しの怠さ
疲れ 全てを溜め息と共に吐き出す
そんな時だけ フッと気持ちが楽になる
何時だって迷子だよ
選び損なってるんでも
ただイタズラに振り回してる訳でもなく
訳も分からず ただただ迷子
どの道を行ったらいいのか 何が正解なのか
探しても見つからずに
被害に遭った側からしたら
勿論、迷惑だっただろう
振り回されに振り回されまくって
心をズタズタにしてしまっていることも
事実だと思う
きっと私は 搾取してしまっている
初めは迷子だったのに
気付けば化け物化
私の役は一体、なんだったのか
というより、私になんて役を
与えるべきでなかった 只のミス
それが一番の正解なんだと思う
私には役なんてなかった
もう何もかも選ばなければ
誰もが幸せになれるんだろうか...
詩人:さみだれ | [投票][編集] |
化け物たちの対価は
爪の端ひときれだった
それが君たちの命だと語る
化け物の親
乾いた風とともに
私に命をたらしめる
人殺しは誰か
爪の端ひときれで
死んだんだよ
だから
化け物と等しい君たちの対価
それは死だ
人として抗う様を
君はどんな役で見ているの?
私は化け物で、君を見てるよ
詩人:結愛 | [投票][編集] |
私をここまで育ててくれたお母さん
彼女に関しては死んでなんかいない
お母さんでお姉ちゃんで
子供の頃のピアノの先生で...
「私、失敗しないので」
どんなときも完璧主義なお姉ちゃん
今はメスを握らせたら 世界一なんだ
お姉ちゃんみたいなピアノの先生と
1度だけ一緒にご飯を食べに行ったの
忘れてないよ
有難う、カッコ良くて憧れの大好きなお姉ちゃん
私にとって本当にお母さんでした
姉妹のような親子
今でも大好きだよ、お姉ちゃん
詩人:結愛 | [投票][編集] |
どんなに苦しんでも
どんなに哭き叫んでも
どんなに壊れても
どんなに狂っても
私、自分の事を
不幸だなんて思ったことがない
確かに、怒りも感じるし
憎しみだってするし
空虚さや闇だって感じるし
死んでしまいたいだなんて
感じてしまうことだってある
てか、今までに何度もあった
人間なんだもん
生きてるんだから
そんな事は当たり前だし
それでも何だかんだで
生きながらえてるし...
それに気付けば笑ってる
天然もの 生粋の気紛れ屋さんなの
あと、ちょっとおバカさん?
いや、相当なおバカさん
その代わり思ったことは
何でも口にする 毒も吐く
面倒だと思えば 言葉を口にしない
ずば抜けた面倒臭がり
物事を真っ直ぐに見たがらない
てか見れない 見る方法を知らない
思い付く限り 色々な方向から見てしまう
でも、その気紛れさが そんな風変わりさが
いつも私を助けてくれる
その分、周りを振り回しちゃうけど...
私にとって気紛れは生きる上での
一番の武器なのかも
今日、そんなことを思った
どんなに苦しんでも
結局、最後には自分の糧にしてしまうんだ
音楽のね
今はとにかく生きることが最優先だけれど
芸事は必ず 復活する
私から音楽を取ったら
何が残るのか?
何のための糧なのか?
生きてるだけでも音になる
活発化していないだけで
静寂の音
世間的には不幸だと言われることでも
自分の身に起こった全てを
私自身の力に変えて...
「不幸だなんて感じられない」
体質なんです
それに私はきっと
沢山の人に助けられてる
長年、素敵な良いチームに
逆に聞きたいよ
不幸な気持ちって どんななの?
どんな味がするの? どんな色なの?
どんな音?
どんな風景? どんな音楽?どんな物語?
どんなものを紡ぎ出しているの?
不幸な音 不穏な声 不吉な歌
歪な感情 黒い思惑 何もかも
そんな全てを笑顔に変えて...
クリアな物に変えてやる
残念ながら私は
何物にも染まらない
そういう体質だから...
心は染まれないの
私だけのモノだから
詩人:鰐句 蘭丸 | [投票][編集] |
綺麗事を綺麗に笑って歌ってる
奴を受け入れられない
すみませんね足のつま先から髪の毛の先まで汚れていて
で
どんな気分なんですか?幸せを歌う気分って
自分が感じてる幸せをおすそわけしてる気分なんですか?
要らんのですよ
そんなのは
不幸を感じてる俺の心を
お前にも味わわせたい
不幸者の心歌を
聞け
さあ
詩人:結愛 | [投票][編集] |
どんなに狂っても
どんなに苦しんでも
どんなに傷付いても
結局は優しさを与えてしまうよ
揺れる瞳の中に
深い悲しみと脆さと空虚さを
見てしまうから...
罰が必要だというのなら
生きろ 生きてくれ
私は最終的には優しさを与えてしまう
それを止めることは出来ない
心がそう動いてしまうから
優しさも時には暴力に
なりえることは
よく知っている
優しさを与えないことも
優しさだとも知っている
それでも優しさを与えてしまうんだ
君は優しさの中
生きてくれ
詩人:結愛 | [投票][編集] |
性欲の欲にとりつかれてるのは
お前だけだよ
ヤり逃げするつもりだったよな?
女の人のリスクって 考えたことある?
妊娠や性病や他にも色々あるよね?
それを全て理解した上で
初めてを捧げようって
思う気持ちを踏みにじられたの
私一回さ、このご飯のお陰で
マジで死のうと思ったんだわ
皆もそれを知ってたわけさ
だからアンタに「死んじゃうよ?」って
周りが忠告したんじゃないの?
人がどんな思いで苦しんだと思う?
薬盛られて 弄ばれて...
それでも好きになった人の為ならって
思ってたけど
結局はアンタも
その辺にいるただのクズ男と一緒か
私も「あれ?順番おかしくない?」
って思ったさ
何で直ぐに手を出そうとするんだろうって...
遊び相手認定だったからだね
後々、初めてを奪われた上に
挙げ句の果てに お遊びでした?
それ何てクズ?
お前みたいな遊び人と
一緒にするなよ 悪いけど
長年のアンタの努力を認めているし
ここまで尽くしてくれて
何も返せなくて
それでも好きになったから
こうして初めてを捧げようって覚悟を
決めたんじゃん
それも勿論、今すぐの話じゃなくて
結婚も視野にいれての覚悟の話だったからな
私も何考えてんだか
ホント私、バカみたい