詩人:EASY | [投票][編集] |
小鳥たちが何度もつつく
餌じゃなくて石ころを
餌なんて見下した
言い方はやめるんだ
腹が減るのは太陽が
悪いことをしてるから
昔話に出てくるような
教訓たちは猫みたい
苦しみなんか明日には
きっと消えてなくなるよ
消えてなくなる明日には
苦しみなんてきっとない
詩人:さみだれ | [投票][編集] |
後ろの正面
あの子の影
世界の羽音
呼吸
未来が欲しいね
空を彷徨う手
わたしひとり
目を開けてもなお
守れなかった
生きられなかった
手を繋ぎたかった
息を確かめていた
夜のこと
守りたかった
死にたくなかった
手を繋いでいた
息を忘れていた
よるのこと
あなたは忘れただろうか
目を開けてなお
夜が続いた安らぎを
あなたは聞こえていた?
月や星が音を持って響いていたのに
ほんの少しの距離が
命すら越えて
どうしようも無い距離が
あなたを透明にして
守れなかったり
生きようとしたり
手を伸ばしたり
声を出して呼んだり
そんな夜のこと
全部ひとつにして
あなたに聞いて欲しかったり
あなたに言って欲しかったり
詩人:EASY | [投票][編集] |
近くもないし
遠くもない
程よいという、言葉を使うなら
恐らくは、そんな感じの距離感だ
何が?と
聞かれてみれば困るけど
例えば、僕と君だとか
僕と空の星だとか
やっぱりまだ寒いと思う
3月の夜だとか
なんか少しいつもより
綺麗に見えるビルとかの
点滅している光りとか
僕や君やすべてとか
そうで在り得たことだとか
それが愛だと僕がいう
そんな風なことだとか
詩人:星涼 優 | [投票][編集] |
空に浮かぶ真っ白い雲
雲が大好きなボクは雲ばかり見つめて
空が青いことに気付かなかった
空が青いから雲がきれいに見えるんだ
だけどボクは今日も雲を見つめる
雲をいつもいつも飽きること無くジッと・・
ボクが空の青さがあるから雲が美しいことに
気付くことはないのでしょうか・・?
詩人:星涼 優 | [投票][編集] |
そらの星座たち 幾億年もの時間(とき)を越えて
姿をかえ生きてきた
星座達は明日姿を消すこともない
けれども
私達は明日消えてしまうかもしれない
星達にとっては小さく短いこの命
なのにあなたと私は出逢った。
この宇宙(そら)のしたで
いまここで
ちいさな障害はあったけれど
そんなの星達からみれば‥
出逢えた奇蹟に今日も感謝して
明日を生きたい
幾年もの時間(とき)を越えて
いつまでも形を変える事無く
この空の下で
あなたと
詩人:星涼 優 | [投票][編集] |
人は変わりゆく 世も変わりゆく
昨日までが嘘のように
心は変わりゆく 姿も変わりゆく
始めの頃が嘘のように
季節は変わりゆく 想いも変わりゆく
数ヵ月前が嘘のように
変わらないもの 変わるもの 変わったもの 変わるべきもの 変えたいもの 変えなければならないもの 変わってほしくないもの
そして 私もあなたもまた‥
操られるがごとく
変わりゆく