詩人:こちこ | [投票][編集] |
裏腹なのです
生きていたいと思えない時
苦しみを感じる時
他に生きていると感じる時が
あるでしょうか
生きる苦しみと悲しみ
そして
砂つぶのような喜びです
涙は流すのがいい
命は洗い流せばいい
汗がかくのがいい
腐った心を清めるのがいい
人は命を持ちます
与えられました
どんな人生であろうと
何が待っていようと
病気になったり
治ったり
子供から大人へ
変化したり
時は命をなぞっていく
線を引く
引いて引いて
いつか消えるまで
詩人:のん | [投票][編集] |
あの日、言えなかった言葉
今は胸につっかえてる
消化不良
頭が痛い
YESしか言わないことが正しいと思ってた
何かを変えることを怖がってた
もう大丈夫!
だから大丈夫!
本当の言葉は?
そんなのわからないよ
ただ真っ直ぐに
進めば光があると信じてた
何を大切にしたらうまくいくの?
何が必要だから?
そんなの好みでしょ?
今ならわかるよ。
誰かに甘えられるって思ってたんだ
もう迷わない
信じたいものを信じるよ
詩人:たかし ふゆ | [投票][編集] |
しまい込んでいたシャツの柄を久しぶりに見て
秋が来たと認識する
同時に、何かが終わったということも
時計の針が一人で進んでいく
俺は、新しい物語を作らねばならない
何も無いところから何かが産まれてくるのは不思議だ
ひとつ前の電車に乗り遅れたことでさえ
「芸術だ!」などと思えてくる
どうしたら理解されながら生きていく事が出来るのか
理解される事は難しい
信用される事は難しい
そのための努力の仕方が、わからない
コミュニティ
コンバイン
コンバージ
暗闇のなかを、手探りで進むのだ
秋になると、輪郭のない何かが爆発しそうになる
詩人:こちこ | [投票][編集] |
私の中に降り続く
嵐のような雨
横殴りに
私の顔を打つ
もっと降ってほしい
私の卑しい涙が
わからなくなるように
もっと降れと
願っている
青空が照らす
乾いた眼は
もう何も見えていないのか
ちゃんと見通せているのか
誰かの答えを
嵐のような雨が
ざんざんとやまない
風が強く吹き
私は身震いをした
詩人:EASY | [投票][編集] |
お腹が空いたりするんでしょう?
食べたくないと思ったり
泣いてみたりするんでしょう?
怒って笑ってみたりとか
死にたくないと思ったり
生きたくないと思ったり
ぼんやりとした輪郭を
形どっているんでしょう?
男は女で 女は男
思っているのは こことそこ
宇宙は心に映されて
それに僕らは踊らされ
なんだかんだとそうなって
お腹が空いたりするんでしょう?
もう、駄目さ逃げられない
逃げることは許されない
愛しさに囲まれて
愛しさからは、逃げられない
詩人:mimi | [投票][編集] |
あなたのお誕生日におめでとう
あなたに逢えなくなってから
全ての想いが思い出に変わる日を心待ちにして
またあなたのお誕生日に……
愛が色褪せて
今だから言えるありがとうとおめでとうを
今日お誕生日のアナタヘ