| 詩人:EASY | [投票][編集] |
何も悪くないってのは
どうかな?
じゃあ
全部悪いってのは
どうかな?
じゃあ
面白いってのは
どうかな?
じゃあ
悲しいってのは
どうかな?
じゃあ
嬉しいってのは
どうかな?
じゃあ
死ぬってのは
どうかな?
じゃあ
生きるってのは
どうかな?
じゃあ
辛いってのは
どうかな?
じゃあ
何が一番良いの?
一番良いもの?
じゃあ
何も悪くないってことだ
それはともかく
BGMに合わせて
踊るだけだ
BGMに合わせないと
疲れるだけで
その躍りを堪能しないのは
本当の貧しさだ
BGMは平等だ
流れることが平等だ
それにダンスをすることは
本当の平等だ
それは善悪に所属せず
自由という非所属で
誰も悪くない平等だ
常に、今も、平等に
流れている
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
本当に理解したら
説明なんか出来ない
雨の音を
差す日差しを
君の想うことを
僕の想うことを
ここに、こうして在る
それのことを
ここに、こうして在られない時に
どうして説明出来るだろうか?
僕たちは、時々黙る
何れ黙る
もしくは黙っていた
それを知っていて
それを知る為に
それを知らない振りを
している様な振りをして
| 詩人:山崎登重雄 2 | [投票][編集] |
街の匂いを感じながら
のんびり歩いて医者通い
久しぶりによく晴れた
少し暑い日
小さくなった歩幅
笑いながら
すれ違うパトカーに会釈
ご苦労様です
昔は気にした体臭も今は気にしない
病んでしまった俺にはすべてを受け止める
覚悟の実践が何よりも薬
心地よい汗をかいて香る加齢臭
ありのままありのまま
頑張れ俺
待合室で綴る今の静かなメロディー
感じて貰えたら凄く幸せ
| 詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
貴方が面白いと感じられるのは
少し先を思い巡らす事に疲れ
柔らかい紙のページのはしを
徒労もせずに感じずめくった指先
ダイレクトな直感が虹と花咲く景色
誰しもいわれもない罪を
抱えながら
最果ての最寄りと
いいなずけの住む海底
誰も知らない近道を横切って越えていったバッタ
ほとんど一人で貸切みたいな映画館
もう運動会
ヒマワリの花びらをあしらったしおり
二十日大根の研究日誌
月の裏側の湖に着陸した亀船長
太陽から遠のいていく影の繰り返し
ホスピスで溜息をついた鶴監督
帰ったら
「玄関の草履をちゃんと並べてきちんと置きなさい」
比喩を囲み
皆で燃やそう
その灰を皆で舐め
分かち合おう
君を比喩し
明日を比喩し
比喩を比喩し
比喩の要らない比喩を比喩し合おう
また会う日まで
その時は
笑った方がいい
| 詩人:高級スプーンあと何年 | [投票][編集] |
ブサイクが物思いに更ける
ブスが感傷的になる
それを見てキモいと笑う
わかっているよ気持ち悪いの
ブサイクだから物思いに更ける
ブスだから感傷的になる
そんな側面もあるのか
そっとしておいて
たまには構って
面の皮一枚の美的感覚のせいで
今日も指をさされて笑われる
下に見られる
死ねって言われて遠ざかる
何も考えたくないを考えて
ループする
タイムリープ出来たなら
自分いない世界を一目見たい
と思う矛盾をどうにかしなくちゃ
醜悪なのは遺伝か環境か
美女とケダモノ
心まで化け物なら
誰も踊ってくれやしない
化けの皮を剥がしても化けて出るほど
そっと手を差し伸べて
その手を引っ込めて
堕ちていくわたしを嗤う
その目は笑っていなかった
| 詩人:beet | [投票][編集] |
我慢は
しなくちゃならないものと
必要ないものがある
我慢し続けても
はたして、それは
みのりあるものなのか
我慢にも、限界がある。
とこまで持つか
今日も今、早くも危険信号の赤いカラータイマーが点滅しはじめている。
心のSOS
| 詩人:猫のあし | [投票][編集] |
一人で立てるようになりたかった。
自分と言う人間になって
誰かを愛したかった。
でも
あなたの言葉に心が優しくなって
温かくなって
私は一人では生きていけないと思った
ずっと一緒にいられるかは
まだ分からないけど
あなたに出会えて良かった
あなたと話せて良かった
| 詩人:小さな貝がら | [投票][編集] |
振り返れば
あなたが作る温かい
夕飯を思い出します
白衣姿のあなたは
一番輝いていて
そして凛として
家で見せる顔とは
違うあなたを見ました
きっと分かってたでしょ
隠していても
でもあなたは何も言わず
知らないふりをして
毎日何事もなく
過ごしていたけど
本当は辛かったんでしょ
誰よりも自分の事分かるから
苦しさ見せない
あなたの笑顔
そんなあなたを
尊敬します
最期の 最期の 温かさ
1人胸にそっとしまい
私の一番大事な物
寂しくなった時
悲しくなった時
直ぐに触れられるように
そっと記した
私だけの栞
2018年9月作
By 音無詞 詩
| 詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
蝸牛が庭のニラに縋り付いていて
すぐさま毟り取り
叩きつけるように投げ捨てる
殺す気持ちでやった
次男が
午前中には終わるはずのクラブの大会が
午後にやっと終る
知らない父母が息子を家に送り届けてくれた
心から感謝しなければと頭を下げた
長男は
中3で受験生なのだが
ただで貰った学習机についていた椅子が
あまりに安っぽい椅子で腰を痛め
今日、中古の椅子を3000円で買い求めたが
とても良い椅子で安堵した
株式会社になったばかりの古巣
息子と同じ椅子をもう一つ買い求めていたので
会社の経費で落としてくれるようにと
明日は事務員に頭を下げて頼み込むつもりだ
後何年こうして稼げるのか
そう思いながら椅子を眺めた