詩人:EASY | [投票][編集] |
僕たちはその為に
すれ違ってみたりする
君が本気で笑う時
僕は巧く自重する
君が本気で泣く時に
僕は華麗に思考する
僕は夜空を抱き締めて
すれ違ってみたりする
詩人:EASY | [投票][編集] |
不協和音が耳障りなので
耳鼻科に行ってみた
耳の検査をされたので
ボタンを押してみた
問題ないですね、と言われたので
そうですか、と言ってみた
僕は言葉よりも
耳を疑った
詩人:EASY | [投票][編集] |
コツコツと積み上げたものが
一瞬にして崩れたら
それは
笑うチャンスだ
空を飛ぶことは
むしろ鳥よりは
馬鹿に近い
分かりやすく言えば
何か、取り返しのつかないことを
したとして、みるのなら
僕と君が笑うのは
それが
最大の見せ場だ
詩人:如月 ちゃこ | [投票][編集] |
大切な存在(ひと)だから
シアワセでいてほしいと願う
大切な存在(ひと)だから
笑っていてほしいと願う
大切な存在(ひと)だから
そばで寄り添っていたいと願う
大切な存在(ひと)だから−…
詩人:清彦 | [投票][編集] |
愛は間違いなく苦しみそのものだ
憎悪と執着と悲しみの根源だから
あなたを見てると
わかる気がするよ
手を差し伸ばしたら
引っ張られて
ああ、
また
深い地獄に
差真っ逆さま
景色が逆転して
近くが遠くになる
暗い渦の底に着いたら
問いただしてみたらいいよ
生きる理由は
生きる理由は
生きる理由は
生きる理由は
生きる理由は?
やがて
ひとつの答えが浮かび上がる
もうそれは
呪いなんだと
やがて死ぬ事すら忘れて
ひっそりと漂うのさ
全てを失う
その時まで
詩人:EASY | [投票][編集] |
ベランダから見える夕日は
中途半端に輝いて
目の前の公園の
子供の声を安くする
隣の酒屋のおじさんが
毎朝掃除してるのは
ゴミがある訳じゃなく
やることがないからだ
たまに挨拶する人の
住んでる家は分からない
僕が住んでる場所だって
地球かどうかも分からない