詩人:どるとる | [投票][編集] |
まばたきするみたいに過ぎ去ってく時間
移り変わる季節もすぐに塗り替えられる
手を伸ばしたその先にある未来が
揺るがないものだと信じる気持ち
なくさないように 今を駆け抜けて
たどり着きたい場所がある
叶えたい夢がある
だから僕は 何度も転ぶんだ
諦めなんて 言葉にすがりたくない
今がスタートラインと決めたのなら
どんな不利な状況でも言い訳はできない
見上げた空の青さに吸い込まれてく
ひたすら明日を信じる気持ちを
持ち続けて 今を駆け抜けて
勝利の美酒に酔いしれるときのために生きてる
だから僕は 何度だって 負けるんだ
諦めなんて言葉は 僕の辞書にはない
僕らは一人一人それぞれに違う思いを聖火のように
その手に持っていて 信念にも似たその思いが 僕を 強くする
だから走ってく 人生の完走を目指すランナーになって
たどり着きたい場所がある
叶えたい夢がある
だから僕は 何度も転ぶんだ
諦めなんて 言葉にすがりたくない。
詩人:来永 | [投票][編集] |
君を失った
過去をどう過ごしてきたか
忘れてしまったよ
また君を失ったら
もう二度と
人を見なくなるんだろう
また過去に
戻るだけ
記憶なんて
いらない。
幸せもいらない。
もう何もいらない。
もう…誰の言葉も
入らない
人形のように
微笑めば
人は喜ぶんだろ?
ただ過去に戻るだけ。
そお。出来る
詩人:どるとる | [投票][編集] |
色とりどりの花を 咲かせてみよう
何もない 窓際にささやかな緑
ありふれた日々がただどこまでも続く
観るに耐えない映画の続きを追いかけて
雨はこの手のひらに 落ちて
やがて海になる 君の涙も
朝が夜に変わるその瞬間の 刹那
閉じ込めた光 明日に解き放つよ
夜明けまでには間に合うかな
今からでも走れば 時間を拾えるかな
太陽は 坂道をゆっくり上っていく
そしてやがてこの街に朝を届ける
どんな悲しみにも雨上がりがある
明けない夜なんてないことを知る
小さな一歩だけど 確かに未来に
近づいていく 偉大なる一歩だ
いろんな花言葉を
持ってるカーネーション
その色によって
意味を変える
君は 気に入ってくれるかな
雨はこの手のひらに 落ちて
やがて海になる 君の涙も
朝が夜に変わるその瞬間の 刹那
閉じ込めた光 明日に解き放つよ。
詩人:あいる | [投票][編集] |
君と雨で踊りたい
意地悪で優しい
梅雨が終わるよ
聞き返す表情と空模様
君のように
イタズラに温もりを残して雨があがる
気持ちが晴れないのは
曇天のせいじゃなくて
どの景色にも
君が足りないからだよ
無気力で漏電してるボク
夏の入道雲がくるよ
君と雷に撃たれたい
直列か並列かの
強弱は任せるよ
君と繋がれてこのまま
電圧のメーターは振り切り
感度計はショートショート
1人は完全に不完全で
2人は不完全に完全だ
ペアになれない
ボクらは不安定な天気
濁らせて薄めて
それでも必ず
晴れる日はあるんだ
ボクらどこまでいけば
1つになれる
君と向日葵になりたい
詩人:ユズル | [投票][編集] |
あなたの内側で
暗い青と 蛍光イエロー くすんだ緑
淡い紫 柔らかなブラウンに 激しい赤
たくさんの 色が
混ざり合っているのが見える
ときたま 真っ白になって 真っ黒になって
あなたは 瞳を くるくるさせて
震える指先を もう片方の手のひらで
ぎゅっと 握りしめている
わたしには 見えている
それは慈悲や 優しさではなくて
微笑んでわたしは あなたを見つめている
美しいものに 惹かれているだけ
光に群がる 虫のような生き物
あなたは 美しい
わたしは目を 離せない
その美しさに とらわれた生き物
詩人:どるとる | [投票][編集] |
普段は 気づかないのに どうして
離れたときにあなたをより近くに 感じるのだろう
今では恥ずかしくて 手もつなぐこともなくなった
あなたの手はどんな大きさで
どんな形で どんな手ざわりをしていただろう
僕の思い出の中にある いくつもの
あなたのイメージを どれひとつ 忘れないように何度も思い出すから
笑っていた顔も 泣いていた顔もあなただ
だから好きも嫌いもないよ
でもわざとらしく口にする 「愛してる」
そんな言葉 恥ずかしげもなく 本当は言いたいんだ
親愛なるあなたへ
あなたの子供に生まれて もう数十年の
年月が 経ってしまいましたが
長かったのかな それとも短かったのかな
それは 人によって様々だろうけど
僕には そのどちらにも思えるんだよ
だから答えは はぐらかさせてもらうよ
真っ白なノートに 描いた 一本道
レールから外れないように歩いても
いつの間にか 叶えたい夢だって変わった
泣かせた僕も 笑わせた僕も僕自身だ
困らせたり 手を煩わせたりした
僕でも見捨てずにいてくれたあなたがいる
「ありがとう」 そんな一言じゃ伝わるはずもない感謝
それでも伝えたいんだ
幼い日、はしゃぎすぎて木から落ちた
僕をあなたは
失敗したときは傷痕になるんだよと
目に見える傷痕ならまだましだと 笑ってたのを覚えてる
それがわかったのは大人になってからだ
笑っていた顔も 泣いていた顔もあなただ
だから好きも嫌いもないよ
でもわざとらしく口にする 「愛してる」
そんな言葉 恥ずかしげもなく 本当は言いたいんだ
親愛なるあなたへ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
気持ちのままに素直に泣いたら
何故か笑顔も あとからついてきたよ
素直になることさえ 難しい世の中では
正直でいることさえ悪だと 指差される
催促状のように 明日は ポストにも入りきれないくらいこの小さな手のひらにあふれている
もて余した 時間を僕らは 暇潰しに使ってる
大切な誰かを思いながら それでも幸せとは言い難いんだよ
ラジオから あふれる 興味のないニュース
また誰かが 亡くなりました 聞きあきたよ
人の死に鈍くなっている 麻酔を打たれたように 感覚が麻痺しているんだ
愛をテーマにしたドラマや映画の中に込められた メッセージや 制作課程の苦労なんかに 興味はなくて
ただ 感動したかったり 泣きたかっただけの
野次馬みたいな 視聴者の気持ちになって今を 生きている
通り過ぎる日々 失われていく可能性
それでいいと諦めたすべてが いつか
後悔になると知りながら 見送る今日
催促状のように 明日は ポストにも入りきれないくらいこの小さな手のひらにあふれている
もて余した 時間を僕らは 暇潰しに使ってる
大切な誰かを思いながら それでも幸せとは言い難いんだよ
大切な 誰かに思われながら 幸せなんだと思い込みたいんだよ
それだけのために明日はあるんだよ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
泣き顔の 君の顔が笑ったとき
空が晴れたように あやしい雨雲は消えて
差そうと思ってた傘を閉じる
僕はせっかく持ち直した君の機嫌を損なわせないようにするよ
頑張りかたが 間違っている
そんな気持ちわかってて目をそらす
明日は きっと君にとって僕にとって
忘れられない日になる そんな気がする
どんな悲しみもケセラセラで 笑い飛ばして。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
帰り道を急ぐ 人の波は穏やかで
夕焼け空が 切なささえ抱きしめてる
言葉にならない 気持ちになったなら
そばにいてくれる誰かの名前を呼ぶよ
僕が君のことを思うとき君も僕のことを思ってくれるかな
大切な人を 思うとき
僕の心は ひときわ優しくなるんだよ
それはまるで 茜色の空に 照らされて
顔が照れたように赤く染まるように
ちょっと恥ずかしくて でもうれしい
だから僕はもっと君を好きになるんだ
ポケットを探って打開策を練る
袋小路に迷い込んで迷路の中にいるよ
誰かの真似なんかしたくないんだよ
僕だけの何か 探しているんだよ
僕が泣いてても君だけは笑ってくれてればいいと思う
優しい君は 僕が泣いていたら きっと
笑ってなんてくれないから 強がって
無理して笑ってたら 君はそれを察して泣いてしまったんだよ
それが申し訳なくてでも嬉しくて
だから僕はもっと君を好きになる
重ねた 日々はいつか思い出として
振り返るときために明日を目指すんだ
道はまだ果てしなく続くよ
おざなりだけど 明日も同じ気持ちで
君と 笑ったり泣いたり 山あり谷ありの毎日だ
僕が君のことを思うとき君も僕のことを思ってくれるかな
大切な人を 思うとき
僕の心は ひときわ優しくなるんだよ
それはまるで 茜色の空に 照らされて
顔が照れたように赤く染まるように
ちょっと恥ずかしくて でもうれしい
だから僕はもっと君を好きになるんだ。