詩人:旅人モドキ(左利き) | [投票][編集] |
やらずの雨
祭の初日から余韻に浸りながら人混みに交ざり
夜空の声へ耳を傾けながら打ち上げ花火で酔いしれ
新たに立ちはだかる壁など直面しながら息も吹き返し
歴史の舞台裏を学びながら鬼の大王だと結論づけ
街にて漂いながら徒労だった流浪の旅が宙に浮かび
毒づく薄暮
詩人:旅人モドキ(左利き) | [投票][編集] |
ただようふねのうえできみたちがあそびまわる
かけてるいきおいでたまをほうりなげるなかま
まんまるなぶたいじょうでまんまるくおどって
とめどなくまんまるいたまなどとびかうひろば
たかなりだすこどうとはうらはらにそよかぜが
ふくころのうらさびしさもおぼえながらあそぶ
まきもどすぶたいのうえにてたまがころがると
どれだけふねがゆれるかにつられてよっぱらう
詩人:カィ | [投票][編集] |
エッセイ
書いてみようかなーと。
軽い気持ちで考えていたら
詩人の部屋に来て詩を書きはじめた理由とか
今でも中毒のようにここで詩を書く理由とか
意外と単純で恥ずかしい。
プロで物書きをしているわけでも
好きで文法を習ったわけでもない
増してや誤字脱字は日常茶飯事だし
伝わればそれでいい
ニュアンスがあってれば構わない。
といった適当さ。
どこでもよかったといえば怒られるかもしれないが
親にも友達にも仲間にも
言えないもどかしい好きを言葉にして
誰かが読んでくれる
それだけでよかった。
始めた当時はハタチくらいで
とにかくたわいのない話をする人が必要な時だった。
仕事とは関係のない話。
出来ないこととやらなきゃいけないことの区別もつかない僕は
ただただ出来ることを全力で空回りする毎日で
いつかきっとって夢を見て、
現実逃避するしかなかった。
ここで言葉にすることは
その時の自分の素直でまっすぐな気持ちだったり
矛盾する好きの思いだったり
気持ちの整理だったりで
恥ずかしいとすぐ嘘を混ぜ込んで
ごまかしたりもした。
それでもここをやめなかったのは
ここが好きだったからで
10年前とは変わってしまったけど、
変わらない時間の流れが確かにあって
僕が好きな匂いがするんだ。
そして時々素敵な風が吹く。
言葉にはそうゆう力がある。
僕の言葉にそうゆう力があるかどうかわからないけど
どうしょうもなくてぐるぐるループしてる時
当たり前の言葉が
普通の言葉が
特別に思えたりすると
嬉しくて
そうゆう空気感に安心してしまう。
あの人が僕の心にあけた穴はあの人でしか埋まらないけど
寂しさを埋め合う為だけに僕ら出会ったんじゃないから
前に進む強さに変えて
そっと思い出を抱きしめよう。
『指先の僕ら』
エッセイ。ここにいる理由。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
銀河を 漂流する汽車に乗って 旅立つ
ある日突然始まった 何の前触れもなく
窓から眺める風景が地球から離れていく
果てしない旅になりそうだ
カムパネルラは 小説を読むように生きる
主語がない動詞だけの会話をしよう
いつかどこかで聞いたような昔話よ
いつまでもきらめく星になれ
手の届かないものを人は想像する
小説にしたり 絵にしたりする
手の届かないものほどこの手は欲しがる
カムパネルラは 小説を読むように生きる
主語がない動詞だけの会話をしよう
いつかどこかで聞いたような昔話よ
いつまでもきらめく星になれ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
どしゃ降りサンデー
頭の上で雨粒が
規則正しいリズムで
じょうずにステップ刻んでる
君の顔 思い描きながらほくそ笑む
イメージに 埋め尽くされていく
満たされていくのは 心
雨の日、傘を忘れた君を駅まで迎えに行く
手には傘を持って 待たせないように走ってく
もうすぐだよ 待っててね。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
結ばれるようにつながれた手は
時に とてもわがままで残酷だ
突き放すような日もあれば
確かめあうような日もある
この世界にはどれだけの愛があるかな
きっとつながれた手と手の数だけ あるのだろう
つないだってひとつになれるわけもない
それを知りながらつなぐ僕と君の手と手
「誰かを思う気持ち」がつなげていく
手と手を重ねて生まれる 羽を広げた蝶。
詩人:あいく | [投票][編集] |
割と有名な文豪の語る住み難き人の世の例えを借りて
「越すことのならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容(くつろげ)て、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職ができて、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするがゆえに尊とい。」
さて、これに一行二行の所感なり感想なりをつけ足せば「(とりあえず)出来ました!!」感のある【レポート】とか【作文】だとかが(それなりに)出来上がります。善く言えば引用、今風に言えば原文コピペしまくったものです。そうして書きあがったモノを読み返してみれば原稿用紙の7割近くが”引用”なものですから、これで原稿用紙の枚数が相当稼げるわけですしおすし。こんな方法で課題宿題を乗り切って学生時代を過ごしたご同朋も少なからずと思いますがいかがなものか?
これでだいぶイイ感じに字数が稼げたのでわないかと思うのですが、この段階で未だ今回のエッセイ企画のテーマ的なものに触れていないのが気になるところです。しかし【あいく】さん、テーマについて考えるよりも、先に「はて?エッセイとわ、、、」に躓いてしまったとゆーか、、、エッセイ、、エッセイ緒方?、、、とか。
ツッコミが入る前に先回りして言訳大名。今回のエッセイのテーマが「詩人になったきっかけ」的なですから、【あいく】さんのこれまでにおいて、「(幅広く意味をとって)文章」との関わりを語るとすれば、詩もまた文章の一カテゴリーでわないかと思うわけですよいかがなものか。そんなアプローチから「エッセーがなんちゃら〜」から切り込んでもまぁ悪しからずと言ってよろしいか?ダメと言われても進むしかありません、、、
←TO BE CONTINUED。。。
『指先の僕ら』
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
今までありがとう
貴方とやり取りが出来て
幸せでした
安心してください
貴方にとっての悪夢も
もう終わるわ
貴方は自由よ
誰にも縛ることなんて
ほんとうは出来ないから
今までありがとう
とても幸せでした
貴方との時間は
とても満ち足りていて
どんな困難も貴方となら
乗り越えていけそうな
そんな不可能も可能に
変えられそうな気がしたよ
でもその分
貴方を苦しめていたんだね
ずっと縛り付けて
ごめんなさい
貴方はもう自由よ
今までありがとう
さようなら
詩人:さみだれ | [投票][編集] |
悲しみをいくつ乗り越えたら
君の瞳を思い出せるのだろう
ただの涙がこんなに愛しくなるなんてさ
あんなに呟いた 君の名前を
どこに書き残してきたんだろう
声が出せないとき
背中を押してくれる
君の言葉が 夜に落ちてしみる
目を覚ませば聞こえなくなったんだよ
なぜ僕はここにいて
君はココにいないのだろう
なぜ僕は悲しみを握ってるんだろう
こんなに拙い言葉を書いてさ
それでも君が同じ言葉を
呟いてくれたんだ 僕はココにいる
嬉しいことがいくつもあったんだよ
君の瞳にも映ってるかな
ただの涙がこんなに愛しくて
その一滴をここに置いていくよ