| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
遠い昔の話で まだこの世界が
出来たばかりの頃 悲しみは今よりも
優しかったはずでしょう
日が昇れば 起きて
日が沈めば 眠る
石斧手に 獲物を追いかける
マンモスの 肉に食らいつく
猿と 寝起きする
この川の流れの先をたどれば
いつか 裸足で心隠さずありのままの
無防備な 心の鍵さえかけない 僕らがいる。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
もしもタイムマシンがこの先 作られたなら
僕は 遠い未来に行きたいなあ
そしていくつもの出会いを経て
きっと思い出がまたひとつ
ページに刻まれるだろう
今日は今日のいいこと
明日は明日のいいこと
明後日は明後日のいいこと
探して 見つけて 迷って 悩んだ
悲しみの間にある小さな喜びを
明日を生きる 力に還元して
時を旅する船に 乗り荒波越える
僕らは 旅人 あてどもなく進め。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
夏草が揺れて 畦道に 落ちた小さな影
雨上がりの道に小さな海のような水溜まり
花火をやろうって言い出したのは君
線香花火の最後の一本の切なさ
じゅわっと 落ちるまでの短い永遠
今、私の夏が静かに終わる
ほら 遠くなってゆく蝉の声
さよならを 言うように
目を閉じた暗闇に描く 思い出の場面
絵の具はないから モノクロの昔の写真みたいだ
バケツに放り込まれた花火の残骸
夏のあとしまつをするように片付ける
思ったよりも呆気ない夏の終わり
今、またひとつ 夏の命が息絶える
ほら うつせみをそっと形見のように
心に何かを 置いていく
花火をやろうって言い出したのは君
線香花火の最後の一本の切なさ
じゅわっと 落ちるまでの短い永遠
今、私の夏が静かに終わる
ほら 遠くなってゆく蝉の声
さよならを 言うように。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
目を閉じても消えない君のあの笑顔
つまらない意地を張ってしまうばかりに
一番大切なはずの人を傷つけてしまう
ほら見たことか後悔に苦しんでる
夕日の沈む前に 君に謝らなくちゃ
また昨日のように 笑いあいたいから
堤防のそばを走る波 音を立てて消えた
水面に影を落とす名前も知らない鳥
息を巻いて 走るよ風よりも早く
全部嘘だったんだ 君を嫌いだなんて
一度の「愛してる」だけで 許されるほど
簡単なことではないけど 謝らせてよ
ビー玉の中に 海が閉じ込められてると
信じてた子供のときならまだ夢の中
自分より大切な人なんかいなかった
でも今は自分より大切な人ができたよ
どんな言葉なら 君を笑わせられるかな
いつもそればかり考えてるきりもなく
夕闇に先を越されるわけにはいかない
夜よもう少しゆっくり歩いてくれないか
散らかってる言葉 片付けてる暇はない
素直な気持ちをありのまま届けたい
一度の 間違いで終わってしまうほど
僕らの恋は ちっぽけなものだったのかな
ドアを開けて 数秒もしないうちに
僕は 泣いて君に抱きついてしまった
何を言ったのかも覚えていないくらい
僕はきっと寂しかったんだと思う
結局行き着く先は君を愛してる
そんなつまらない答えなんだよ
堤防のそばを走る波 音を立てて消えた
水面に影を落とす名前も知らない鳥
息を巻いて 走るよ風よりも早く
全部嘘だったんだ 君を嫌いだなんて
一度の「愛してる」だけで 許されるほど
簡単なことではないけど 謝らせてよ。
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
変えられないのは
その結果であり
変えられるのは
その捉え方だ
つまり
世界を変える為に必要なものは
国家予算ほどの金でもなく
国を動かせるほどの権力でもなく
人生、全てを捧げるほどの修行でもない
ほんの少しの
気づきだけだ
もっと言ってしまえば
世界では未だかつて
何も起きたことがないのだ
捉えることで
それが起き
捉え方で
それを決め
僕たちが踊る
この躍りは
なんて深遠で
なんて力に溢れ
美しいことか
この様を表現できる言葉を
僕たちは持っていない
だって世界では
本当は何も
起こっていないのだから
神は踊る為に
僕たちを必要とした
何も起きていないことを知る神は
僕たちを通して
その躍りを堪能してる
僕たちは皆
神の経験であり
神の踊りである
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
空に飛びたがってる風見鶏は
飛べないことを知っている
だからせめてくるくると回るんだ
世界を 見渡すように
たった今から 始まるすべてに
終わりを告げて
ページを飛ばし読み
僕は風になりたい
手にしたばかりの好奇心を今こそ使うよ
走り出す理由を探すなら 走り出したあとでもできそうだ
迷ったままの イメージが翼の形になる
名前も知らない鳥の学名を調べる
あれはなんていう鳥だろう
その背中には 羽があるだろう
挑戦者の顔をしてる
失敗することなど最初から恐れない
成功する保証もない
でも失敗する保証もない
僕は 強がっていたい
弱気に負けるなら 意地っ張りを貫くよ
勇気を 翼にして 飛んでいくイメージで滑空飛行だ
今は下書きのままの 夢を頑なに仕上げてく
このありふれた 使えなさそうな
ちんけな思いさえ 翼の羽の一枚になる
積み重ねた後悔 引きずってる重たい闇
あらゆる葛藤のつめあと
すべてを 払拭
マントを翻すように 心機一転の時を迎えた今の僕には恐れるものなどない
僕は風になりたい
手にしたばかりの好奇心を今こそ使うよ
走り出す理由を探すなら 走り出したあとでもできそうだ
迷ったままの イメージが翼の形になる。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
誰かの刻んだ足跡をたどって行けば
いつか たどり着けるかな
近頃の僕は 生きるのも辛くて
ため息つく度に 寿命の縮む思いだ
踏み出した その場所に優しさはありますか
たとえば なりふり構わず 誰かを思うような
この思いの向こうには また誰かの思いがあって
似て非なる背中あわせの思いと思いが 握手をして
暗い夜の 中でも誰かの足元を照らしながら大丈夫だよって 励ましてる
伏せ目がちな眼差しを空に移してごらん
太陽は 君が悲しいときも ちゃんと照らしていたんだよ
太陽は 感謝されなくてもちゃんと照らしているんだよ。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
中央線の窓から 雨上がりの街眺めてた
パステルカラーに染まる街に唇を寄せた
油断すると恋をしてしまいそうな景色
颯爽と駆け抜けるあなたが見えるよ
彼と彼女の恋は 宛もなく もどかしく それでもなんとなく続いていく
旅立ちを迎えた君は覚悟を決めて
新しい明日へと走り出してく背中
手にしたのは 遠い街へ行くための切符
夢を叶えるまでは戻れない旅になりそうだ
雨上がりの街の匂いと 折り畳んだ傘
ここからは少しマイペース 慌てず行こう
誰かの 書いたあらすじじゃないから
たまには 脱線するように寄り道もする
自信ありげに 開いた傘 頭の上でダンスをする雨粒が踏む軽やかなステップ
遠い昔から知ってるような メロディラインを思い出す
ラララ つい口ずさむ
スタートの合図なんて 待ってられない
今がいつでも歩き出すタイミング
電車の窓から見える見慣れた街も
どこか 出会ったばかりのように 僕らを迎える
お日さまの匂いのシャツで出かけよう
気分をがらっと変えて 気ままに行こう
ささやくような風に揺れる
屋根の上の風見鶏はくるくると
この好奇心は どこまで僕を連れていってくれるだろう
今から楽しみなんだ
旅立ちを迎えた朝に覚悟を決めて
新しい明日へと走り出してく背中
手にしたのは 遠い街へ行くための切符
夢を叶えるまでは戻れない旅になりそうだ
雨上がりの街の匂いと 折り畳んだ傘
ここからは少しマイペース 慌てず行こう。
| 詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
貴方から貰ったプレゼント
元には戻らない思い出に
嘆いてみたり
憎んでみたり
貴方のことを
存在しない人…
夢の中の人だと
思おうとしても
偽りきれない
2人を繋ぐ唯一のプレゼント
或る友人は
「貰えるモノは貰っとけ」
或る知人は
「未練がましく持ってないで、とっとと売っちゃいな」と言う
分かってるんだ
これを持ってる限り
私は前には進めないこと
それにこれは
元はといえば貴方の
商売道具
そんな大事なものを
私にはとても売ることなんて出来ないよ
だから貴方に…
貴方に返すね
今までゴメンナサイ
好きすぎるあまりに
「大好き」っていう言葉で
貴方を縛ってた
貴方の幸せを
願ってた筈なのに…
素直じゃなくて
ジャレるように
甘えてきて
危なっかしくて
私だけに見せる
お行儀の悪さも
幼い仕草も
全てが愛おしくて
「子供みたいな愛くるしい貴方…私が貴方を守ってあげなきゃ!
沢山、甘えさせてあげたいな」って思ってた
でも子供だったのは
私の方だね
貴方の理解者にも
貴方の全てを受け入れる事も…
大きな愛情で包み込めるママのような存在さえにもなれなかった
なのに私の我が儘で
貴方を縛った
何で愛する人を苦しめるの?
何で大好きな人を傷つける?
何度も何度も
自問自答を繰り返した
出した答えが
「これ以上、貴方を追ってはいけない」
私の恋心は
未熟すぎたんだ
「好き」という言葉で
貴方を縛り付けなければ
別な恋のキッカケが
その間に見つかったかもしれない
コレほど今でも貴方を
苦しめずに済んだのかもしれない
子供のままじゃダメ
きっと貴方を不幸にしてしまうから
だから私は
貴方に返すね
そのかわり
ぜったいに幸せになって
誰よりも誰よりも
幸せになって
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
思い出し笑いの理由を 思い出していた
小説にしたら きっとすぐにベストセラー
そんな 劇的な毎日を生きてはいない
ため息の数だけなら世界一だ
誰かが空に放った 風船は
綿毛のように 飛んでいく宛もなく
空に刻まれた足跡をたどるように
導かれるまま 何度も明日に 舞い戻る
ひらり 風に踊るシャツの裾
羽のように 空に飛びたがっている
今にも笑いだしそうな 泣きだしそうな
どっち付かずの表情で
日々書き足されていく日常描写
吐き出したとたん 空に舞い上がる言葉
まばたきひとつで不思議だな その度変わって見える 世界の全景
ありふれた風景も 視点を変えればあら不思議
雨降りも晴れ渡る
握りしめた鉛筆で 何を書こうか
物語の続きが世界の終りを目指して走る
見上げた空を 切り裂く白い翼のセスナ
鳥のように 自由に羽ばたいていく
くるり 時計が回って また振り出し
地球の反対側では朝と夜が逆さま
今にも 笑いだしそうな 泣き出しそうな表情で
日々書き足されていく日常描写
吐き出したとたん 空に舞い上がる言葉
手のひらに 落ちた花びらの一枚に
息を吹きかけ 飛ばす
あんなに遠く もう見えない
この世界にあるすべては
似て非なる 羽を持っている
空に飛ぼうとしたときにだけ羽は開く
だから 吐き出したとたん 舞い上がる言葉。