| 詩人:IKUMI | [投票][編集] |
ファーストフード店で
外を見ながらお茶をしてる。
こうして見てると
幸せそうな人。
疲れた顔をして歩いてる人。
電話しながら歩いてる人。
色んな人がいる。
でも…必ずしもみんな
何かを抱えて生きている。
当たり前だけど自分より
幸せな人辛い人はたくさんいるんだと
感じる。
自分の悩みなんてちっぽけに
見える。
生きてるんだなぁ。
そう感じる。
まだまだ頑張らないとなぁ。
そう思う。
みんな「今」を生きてる。
皆さんお疲れ様です。
| 詩人:高級スプーン似 | [投票][編集] |
昇る朝陽 沈む夕陽
夜が来てまた朝が来る
一日が過ぎ
一週間一ヶ月と月日は流れ
春夏秋冬 変化する四季
一年は過ぎ十年数十年
一世紀も経てば
景色も景色を目にする生物も変化する
移ろう地球の上
「変われない」という嘆き溜め息は
どれほど無意味なのか
無為に過ごし無意識に
漠然とした不安を感じても仕様がない
ある日
ぴたりと時が停まった
地球は太陽の周りを回るのを止め
自ら回転することも止めた
太陽が消失したならば
足元からすべては凍りつく
四季のない北も南もない一個の巨大な氷塊に
万物は成長するのを止め
思考停止 心を閉ざした
時が停まり 変化のない
輝きもクソもない暗闇に包まれた世界
ただ
意識だけが
あったなら
「変わりたい」と思うだろうか
季節があれば夏らしい
吐く息があれば白いかもしれない
時のない場所
在りもしない妄想だ
足元を見るまでもなく
氷の女王は存在しない
震えても
震えても
熱は上がらない
冷えきった思考
動かない足
凍りついてもいないのに
昇る朝陽 沈む夕陽
漠然としていても進む日々
過ぎる時間
思いやりのない得体の知れた生物は嘆く
昨日も今日も恐らく明日も
「変われない」
業火を舐めるのは先の話だとしても
ここは地獄と相違ないな
| 詩人:もとり | [投票][編集] |
中途半端な関係
何も言えない立場
曖昧に濁した本音
不満や不安を内包しても
決して埋まらない孤独感
望めない先の未来
白紙のままの遠い約束
積み重なった現実問題
黒く、黒く塗りつぶす心模様
居ても居なくても同じなら
私の居る意味なんて何も無い
所詮 同情で
惰性で此処まで来ただけ
貴方を待つ時間も
一緒に居る時間も
傷ついて辛くなるだけならば
いっそのこと手放してくれたらいいのに
好きってなんだろうか
これが 好き の成れの果てなら
私はもう何も望めない
両想いである筈なのに
一方通行状態の片想いは
きっと悲しい結末に向かっていく
それはきっと初めから
決められていた予定調和なんだろう
| 詩人:IKUMI | [投票][編集] |
あなたから少し離れる事にしたよ。
好きだけど今は…
今までみたいにいれない。
信用するのが怖くなってしまった。
「好き」の気持ちが怖くなってしまった。
あなたは私一人いなくなっても
平気だと思うから。
弱くてごめんなさい。
けど…今の私には立ち向かう勇気が
全くないの。
だから距離置いた方がいいんだよ。
あなたと向き合うことが
怖くなってしまったの。
やっぱり少女マンガみたいに
上手くは行かないね。
頼ってばかりいる自分が
嫌になってしまった。
だから、あなたを避けた。
それと同時に怖くなってしまった。
だから少し離れるね?
弱くてごめんなさい。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
見え透いた嘘にただ騙されて
君はたったひとつの空を
見上げながら 見下ろしながら
下手くそな歌を 君に歌おう
僕ができる精一杯のこと
風が連れてきた 見知らぬ物語が
君に手招きしてる
さあ迷わずに 笑ってみてごらん
君らしくなんてなくてもいい
無限に続く空と地平が抱きあうとき
生まれる朝に 宛もなくあくびをひとつ。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
何処までも伸びた道を僕は行こう 君と行こう
終わらない ものなんてないのさって君は笑うけど
徒然なるままに 積み重ねてきたすべて
あらゆる ものの足許に揺れる 影に歌う
まぶしい太陽をその背中に背負って
連れてきたんだよ とびきりの朝を。
| 詩人:IKUMI | [投票][編集] |
あの時気付けたなら
お前はなんて言ってくれた?
私の言いそびれた言葉を
ちゃんと伝えていたなら…
お前は喜んでくれた?
あの頃の私達は幼過ぎた。
今ならちゃんと分かるのに…
何でかなぁ。
どうしてあの時にちゃんと
出来なかったんだろ。
止めた想いと止まらない時間。
私だけが老いていく。
変わらない想いと変わり行く景色。
あの頃にあった建物、景色が
無くなってるよ。
ねぇ…
私はどうしたらいい?
お前にただ…
「好き」
を伝えたいだけなのに。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
世界は終わった
すべてが終わった
世界は終わった
すべてが終わった
世界は終わった
すべてが終わった
終わった 終わった
空も 海も
悲しみも 喜びも
誰かの涙も笑顔も
そして 映画は終わった
エンドロールの雨が流した言葉
街に突き刺さる
痛みはいつか
優しさに 変わる
そして始まる
新しい世界。
| 詩人:IKUMI | [投票][編集] |
昨日過去を一つ一つ思い出した。
本当にあの頃の自分が嫌い。
あの時優太は生きていたのに。
あいつの苦しみを早く気付いていれば
今違ったかもしれないのに。
生きて私のそばで笑っていたかも
しれないのに。
何故、自分の気持ちに気付かなかった?
どこまで私は鈍いのだろうか。
いくら優太が幸せになれと言っても
神様は許してはくれない。
あの日々の傷は今も痛んでる。
どんなに悔やんでも
もう、元には戻らない。
優太は戻らない。
私が殺してしまった…
ごめんなさい…
| 詩人:しゅんすけ | [投票][編集] |
私が少年だったころ
世間とか言う得体の知れないものは就職氷河期とか言っていた
切れる18才と同じく18才だった私は切れる理由を探すために街に出た
賢いとかバカだとか
他人の評価でしかないことのために真剣になるのがバカらしく感じてもいた
恥ずかしい過去ではあるがそれらがかっこいいとさえ思っていた
結局就職は一回しかしなかったが人の親になってそれなりに平和に暮らしている
正直な話、社会とか、世間とか、世界とか、そういう実態のないものを刷り込まれて
心底それに怯えていた
恨むわけじゃない、ただ、頭が悪かったのだろう
なるべく小さな幸せとなるべく小さな不幸せ
なるべくいっぱい集めよう
なんて真剣に歌った時には気づかなかった事が
ほんとはちゃんとした幸せで
そんなくそつまんないもんなんだって事が
最近は妙に笑えたりもする
そんなもんかねえ
人生って