詩人:壬治 | [投票][編集] |
結局いちばん大切なのは
だれの隣で人生を
味わうかってコト
眠れない夜をやり過ごして
できそこないの日々
数えながら
それでもここまで
生きてこれたのは
つづけてこれたのは
ひとえに
皆さんがいてくれたおかげです。
そして結局いちばん
いちばん大切なのは
心のきもち
自分は何をどうしたいかって
ことだと思う
いつか正直に話してくれたら
ぜんぶ受け止めたい
それなりじゃなくて
本心からの結論
もし壊そうとする
誰かがいるのなら
そのときは全力で守ります
みんながくれた力で
大きく育ったよ
その盾に存分に甘えてください
詩人:壬治 | [投票][編集] |
強くなる必要なんてないけど
勝ち負けなんかじゃ計れないけど
弱さに甘えて寄りかからないで
それはそれとして抱きしめて
だけど決して目は逸らさずに
気持ちだけはしっかり感じていよう
キミのすべてをキミが見ている
自分自身からは逃げられない
詩人:壬治 | [投票][編集] |
みっともなく汚した
今までだけど
これからのことは
まだワカラナイ
甘いキャンディ
僕にちょうだい
飛んで火に入る
そんな生き方
素敵なものに
巡り合いたい
愛せるものが
あると信じたい
開き直ったなら
今日も生きれる
いい夢見たなら
明日もがんばろう。
詩人:壬治 | [投票][編集] |
忘れたくて忘れたわけじゃなくて
傷つけたくて傷つけたわけじゃなくて
不甲斐ない自分が大嫌い
いつも運命を呪ってた
過去なんてぜんぶ捨てたくて
未来なんかちっとも見たくなくて
それでも生かされてる今だから
わたしにしか出せない
答えを探したい、とも思ったり
ほんとは怖がりで臆病で
ひとりじゃなんにも出来ないけど
うっとうしいくらい過去も未来も
いつだってかならず
背中あわせにそこにあるから
知らんふりじゃもうごまかせない
気づくべきものに気づくとき
蓋をしてるだけじゃいつか溢れだす
ここから険しい道が待ってる。。
なんだか憂鬱
それでも時計は止められない
青い気持ちが湧き上がる
自暴自棄の一歩手前の興奮
詩人:どるとる | [投票][編集] |
会いたいと思うぶんだけ
会えない日が 辛くなって
こんな寒い日ほど あなたにそばにいてほしい
嫌いなところまで 好きになりたい
そんな 願いを言葉にしたら
きっと僕は照れてしまうよ
すれ違う日々 お互い忙しくて
それはそれで 幸せなことなのに
会えないだけでとても 悲しい
僕と君を隔てる距離なんか越えて
今すぐにでも君に会いに行きたい
そしてこの胸の中の気持ちを全部
残らず吐き出してしまいたい
愛してる それだけを伝えるために
僕はこんなに 苦しんでいるんだよ
会いたいときに会えたらうれしい
でも会えないときも会いたい
会えないときほど 会いたい気持ちだよ
嫌いなところなんてあるはずもない
嫌いなところも好きになる予定さ
時間なら いくらでもあるだろう
たまに 会ったらどう言葉にしていいかわからなくなるよ
今の気持ちは間違いなく うれしいはずなのに
同じ空の下にいるのに僕らは離ればなれ
僕らの恋を遠距離恋愛っていうらしい
でもどんなに距離があっても 心だけは
いつでも すぐそばであなたを感じてる
愛してる それだけじゃ伝わらない
でもそれだけしか伝えられない
今度はいつ会えるかな?
カレンダーに丸をつけるよ
楽しみだなって電話で笑っていた
その声の向こうに君を描いてる
僕と君を隔てる距離なんか越えて
今すぐにでも君に会いに行きたい
そしてこの胸の中の気持ちを全部
残らず吐き出してしまいたい
愛してる それだけを伝えるために
僕はこんなに 苦しんでいるんだよ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
冬の隙間から夜が降りてくる
待ちわびていた雪が降り出せば
言葉なんてなくてもいつの間にかどちらからともなく手をつないでる
僕の手よりひとまわり小さいはずの君の手が
僕の手を包み込んでる
こんなに 大きな背丈をした僕を
簡単に幸せにしてしまう
君は 見た目よりずっと 大きな心を
持っていると 知ったんだよ
星を 数えた 眠れない夜には
途中でいくつかわからなくなった
あまりの星の多さに何度でも見失って
そのたびにまた最初から数えた
寒いはずの冬なのに心なしかあたたかいのは
君がそばにいるからだね
見た目よりずっと情けない
でもそれなりに頑張ってはいる
幸せにできるかはわからない
でも二人で生きる未来は楽しいはずだ
歩道に誰かが つくった下手くそな雪だるま
朝にはとけて 顔がめちゃくちゃ
悲しそうな顔になっていたから君はなおしてた
そんな 君を見てたら 寒いのなんて忘れていた
見ていたいよ これからもいろんな君を
こんなに 大きな背丈をした僕を
簡単に幸せにしてしまう
君は 見た目よりずっと 大きな心を
持っていると 知ったんだよ。
詩人:あいく | [投票][編集] |
ファンタジー小説とか
ファンタジー映画とか
ファンタジー色々ですが
不思議な世界観とか
不思議な環境設定とか
ドラゴンとか魔法とか
実際何が一番の
ファンタジーなのかって
そんな幻想世界にありながら
我々と同じヒトとして
生きている人たちの
心模様が一番の
ファンタジーなんぢゃね?
とか最近よく思うのですが。。。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
机の上の置き手紙 君が残した
最後の雨が 消えない涙のあとになった
降り続いている 雨が濡らした明日を
僕は 必死で生きるけど
寂しさを ごまかすのが精一杯だった
やめられない煙草は 君がいなくなってから
ますます やめられなくなったよ
たまに 洗濯物を干しては 予報にない雨に濡れて
あわてて 取り込んだときには
殆ど 濡れていたけど
もう一度 干す気にはなれなかった
アパートの階段を 一段飛ばしで
かけ上がる理由を僕は 知らない
知らないというより 見えないといったほうが
正しいかもしれない
あるいは 間違っているのかもしれない
同じ今日を 生きるなら 眠る必要なんかない
きのうと同じ今日なら違いなんかない
今日が何度 おとずれても
それは少しも変わらない はみ出すこともできない僕らには
最初から 行き場なんかなかった
繰り返す日々の先
透明な時間が
いくつも 通りすぎていった
よくある幸せは 泡のようにあらわれては消えた
やめられない煙草は 君がいなくなってから
ますます やめられなくなったよ
たまに 洗濯物を干しては 予報にない雨に濡れて
あわてて 取り込んだときには
殆ど 濡れていたけど
もう一度 干す気にはなれなかった。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
意味もなく ただ笑ってみたり
なんでもないことに大袈裟に 泣いてみたり
それなりに忙しい日々を 生きている
ある日は落ち込んでみたり
ある日は 上機嫌になってみたり
心は天気ほどにめまぐるしい
机の引き出しの奥にしまったままの
伝えられない思いは涙に 濡れる
この街で一番 高いビルの屋上にのぼって
そこから見上げる空を 見たいんだ
なんとなくそんな気持ちになって
かけ上がった階段 頼りない一歩は
宛のない明日に 続いていた
つく必要ない嘘をついてみたり
果たせない約束を取りつけたり あげく嫌われたり
それなりに残念な日々を 生きている
好きでもない人とキスをしたり
その気のない 優しさを見せたり
色んなことがありすぎるエブリデイ
届かない空に 手を伸ばした きのう
それはいつだったか 少年の瞳に映った青
ぬるま湯みたいな 安らぎに浸って
幸せなふりを死ぬまでしていたいんだ
なんとなく そんな気持ちに落ち着いて
のぼりきった階段 ここからは下り坂
あとはただ 流れに身を委せるだけ
浮かんでは 消えるイメージにとらわれ
描けない 自分の理想の世界が
希望という 見え見えの嘘っぱちに
汚されてちんけになった
この街で一番 高いビルの屋上にのぼって
そこから見上げる空を 見たいんだ
なんとなくそんな気持ちになって
かけ上がった階段 頼りない一歩は
宛のない明日に 続いていた。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
夕暮れの街並みは なんだかいつも
悲しい顔をしている 微笑んでよ こっちまで悲しい気持ちになる
街路灯を 追い越して 君は 走っていく
そんなに急いだら 転ぶよって 言ったそばから君は見事に転んだ
ふれた手が 冷たくて でもあったかくて
やがてじんわりと熱を持って 火照った
またあしたねと 言い交わす頃合い
二人は 別れるのが寂しいのか
離せずにいたよ つないだ手を
やがて どうしようもなく
離れてく手と手が さよならを描くように左右に揺れた
僕はというと君の姿が見えなくなるまで手を振った
約束なんか いらない 僕らはあしたも
会えると知っているから 待ち合わせはいつもの場所
僕は名前で呼ばれるだけでうれしくなる
君は名前を呼ぶだけで うれしそうだ
そんなささやかな幸せが明日もあるように
夕闇に 包まれた街並み 混みあう道路
赤く染まった空が街並みを抱きしめてる
誰もが誰かに さよならをする時間
疲れはてた体を持ち上げて帰る
見上げた空は とてもきれいなのにね
切なさがにじんでくる 弱い僕はさらに弱くなる
言い知れない優しさに包まれたら あの曲がり角で泣こう
さっき別れた君を思い出しながら
ひとつずつ消えてく街の明かり
数えきれないほどの暮らしの数だけ
この街に 生きる人がいる
そんなありふれた営みが 明日も
間違いなく 続くように願う 気持ちには少しの嘘もない
またあしたねと 言い交わす頃合い
二人は 別れるのが寂しいのか
離せずにいたよ つないだ手を
やがて どうしようもなく
離れてく手と手が さよならを描くように左右に揺れた
僕はというと君の姿が見えなくなるまで手を振った。