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[190281] 君の街まで
詩人:どるとる [投票][編集]


どこまでも続いていそうなこの道は
一体どこまで続いているんだろうなあ

不意の思い出し笑いの理由だったり
何気ない仕種に隠した小さな寂しさに

見え隠れする優しさにふれたとき僕は
何度でも言葉にならない気持ちに染まる

目の前に広がるただ青すぎる空に
吸い込まれていく 心はなぜか涙に濡れている

長いトンネルくぐれば 懐かしい思い出に出会える
振り返らずに行こう 君の街まで

なくしたものを 指折り数える 癖は
いつまでもやめられそうにないなあ


なくしたものを数えるより 手にしたわずかな形のない 宝物を見つめていたい

たとえば今の気持ちを歌にしたなら
どんな歌になるだろうって歌ってみた

急かすような気持ちを追い越す
加速していく思いはひたすら週末を 追いかける

カレンダーにつけられた丸印の日まで
早く君に会いたい 気持ちだけが はみ出しそうなんだよ

いくつかの希望とそれと同じだけの不安に
駆られた心は 揺らいでばかりだけど
たしかな答えを ひとつずつ見つけていく
見つけられるんだ きっと

目の前に広がるただ青すぎる空に
吸い込まれていく 心はなぜか涙に濡れている

長いトンネルくぐれば 懐かしい思い出に出会える
振り返らずに行こう 君の街まで

「久しぶり」って僕は笑った 君に笑った。

2015/12/19 14:16



[190280] メトロ
詩人:どるとる [投票][編集]


途方もない 旅の行く末は 空の彼方に

夢と希望を道連れにして このまま

終わらない ロマンスのありかを教えてよ

変われない自分は どうしても好きになれなくて

何色にも染まれない それでも明日は僕を急かす

止まらない 時間の列車に乗って

揺られながら 旅をしているような毎日

電車の窓からはいくつもの思い出が

飛ばし読みするみたいに過ぎていく

笑った昨日と 泣いた今日 明日は風の中

恐る恐る開けたドアの向こうにも広がる世界

地下鉄の 暗闇にまとわりつくひんやりした空気

どうにも慣れないこの寂しさに辟易

いつか読んだ本の続きが不意に気になる

手当たり次第に 読み漁った 小説にあるような

行ったこともない場所や 夢のような世界に行きたいと願った

きらめくような理想ばかりに押しつぶされ

絶望の一歩手前 断崖から見下ろす眺め

車窓に映る 花の美しさに目を奪われてると

いつの間にか 今を蔑ろにしていたよ

過去よりも未来よりも愛すべき現在

変われなくても笑っていた僕はもうどこを探してもいない

夜空の星のひとつを指差し あれがすべてだと 言いきれない

僕らには 正しさのあるべき姿を 言葉にするだけの偉大さはない

止まらない 時間の列車に乗って

揺られながら 旅をしているような毎日

電車の窓からはいくつもの思い出が

飛ばし読みするみたいに過ぎていく

笑った昨日と 泣いた今日 明日は風の中

恐る恐る開けたドアの向こうにも広がる世界。

2015/12/19 12:17



[190279] パントマイム
詩人:どるとる [投票][編集]


人真似子猿のように僕が笑えば君も笑う
僕が泣けば君も泣く

心と心が 何かの拍子に重なりあうとき

痛みも優しさも ポストに手紙が届くように
感じたそばから伝わる 気持ち

ありもしない 壁の相手してると

君が そこにいて僕の冷たい手を 握りしめてくれた

君が思うより僕はとても弱くて情けなくて寂しいんだよ

そんな恥ずかしいことも君はすんなり受け入れてくれた

だからありがとう ついでに愛してる。

2015/12/19 11:50



[190278] 空の手紙
詩人:どるとる [投票][編集]


君を思うと胸のここらへんが苦しくなって

君を傷つけると なぜか僕まで傷ついてしまう

ばらばらのはずの心と気持ちがいつの間にか
ひとつに重なっていた

同じ空を見上げてる今なら どんな
強い風にあおられても
手放さないでいられるよ 君を愛する気持ち
それが 僕を強くしている
そして君に愛されて
僕は今日も 笑っていられる

雨の中に 咲いている花を見たときに

僕は勇気がわいてきた こんな小さな命も懸命に生きてるから

たとえば君を嫌いになっても僕は君を愛さずにはいられない

君から目をそらすくらいなら 僕は死んでしまいたい
でも そんなことを言ってしまったら
君は 悲しい目をするだろう
だから僕は生きていくしかない
君を 愛することしかできない
そして君に愛されることしかできない

でもそれが 何よりも僕の幸せになる
世界でただひとり君に愛されてる
ただそれだけのことが僕を動かす大きな力になるよ

だから、愛させてください
この世界から僕がいなくなるまで

同じ空を見上げてる今なら どんな
強い風にあおられても
手放さないでいられるよ 君を愛する気持ち
それが 僕を強くしている
そして君に愛されて
僕は今日も 笑っていられる

言葉にするのは恥ずかしいから空に残す 置き手紙
君に届けと祈る。

2015/12/19 11:39



[190277] ドアを開ければ
詩人:どるとる [投票][編集]


目の前にある ドアを開けて
遠い旅に出掛けましょう

このドアはどこに僕を連れていってくれるのかな

いろんな味のする七色の風に 吹かれて
僕は 今日もまた 悲しみ そして喜び
たまに 誰かに愛されて 誰かを愛して

夜の終わりを告げる太陽が 君と出会えば
新しいページは静かにめくられて

その扉の向こうには何があるんだろうな
行ってみようか君と二人その手を繋いで。

2015/12/19 11:27

[190276] 運命の予兆
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]


いつも不思議だった
離ればなれになっても
めぐり逢い
見失っても
また見つけ出す


こんな奇跡みたいな事
何度、起こったのだろう

切れてしまったと
思っていた糸が
よく見ると
繋がっていたという事が…


その出来事の一つ一つが
運命の予兆なら嬉しいのだけれど


この糸はどこに
続いてるのかな?
赤い糸だとは言わない
だって色なんか
見えないし分からないから

というより色なんか
どうでもいい
どうでもいいから 知りたい 私の運命の人

手繰り寄せてみても 分からない
不安になって心に
力が無くなったら
危うくその糸が 手からすり抜けてしまいそうになった


こんなこんな頼りない
危なっかしい私だから
お願い ずっとずっと
捕まえていて


こんな奇跡みたいな事
何度、起こったのだろう

切れてしまったと
思っていた糸が
よく見ると
繋がっていたという事が…

その出来事の一つ一つが
運命の予兆だと
私は信じたいの

2015/12/18 22:59



[190274] きっと。
詩人:カィ [投票][編集]

あの日泣きじゃくる私に
ただただごめんねを繰り返す君を
今でも時々思い出す。

きっと

許せないと口では語りながら
心のどこかで許せるポイントを探していたんだと思う。

それは、年単位で時間が経過した今になっても。

むしろ、今になったから
許せそうな気がするのだ。

とは、いえ
よりを戻したいと言われても

きっと

無理だと答えるだろう

愛しいと感じる思い出も
もう今とはつながってないのだから

私が変わってしまったように
彼もきっと変わってしまう

お互いが離れていても
懐かしく思い出し、幸せを願える関係でいれば
今はそれで充分。

2015/12/18 21:29



[190273] 忘却
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]


忘れることが
簡単に出来るなら
こんなに苦しまない

失ったものは
もう元には
戻らないから

せめて無理にでも
忘れてしまおうと
思ったあの頃

いつもなら
吹っ切れた筈なのに
いつもなら
諦めがついたはずなのに
何故か心も体も頭も
言うことを聞いてくれない

貴方を求めてしまう

欲望と理性の間で
振り子の様に揺れ動く

手が届かないと
分かっていても
手を伸ばしてしまう

私にとって好きな人は
いつも高嶺の花だった
だからいつも
指をくわえて見てるしかなかったよ

近いようで遠い存在
だから少しでも貴方に
近づきたかった

幸せも辛さも憎しみさえも忘れられるのならこんなに悲しまない

忘れようとすればするほどに 色濃く鮮やかに刻まれていく

好きでも貴方に
恋なんてしないと
決めていたのに
いつの間にか
撃ち落とされてた


好きな気持ちが
絡みついて離れない

全てを忘れ去れるのなら こんなにも苦しまないのに

2015/12/18 18:00



[190272] 恋人たちの為の学校
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]

「恋人たちの為の学校」
ここには経験豊富な
教師陣が揃っています
恋を楽しむ術も
純愛を貫く方法も

鈍くさい私に
教えて下さい

先生、恋をして
不安にならないためには?
安心するには?
ずっと信じ合えるには?

舞い上がったり
否定してみたり
嬉しかったり
落ち込んだり
コロコロかわる心

それもベースは
好きな人を心から想ってるから 期待と不安が入り混じる
相手を落とす策略さえ知らない 計算知らずな恋心

大人は皆言うの
若い頃は
その気持ちの変化や
苦しさ その疲れまでもが幸せで
それも含め恋なんだ
恋の醍醐味なんだって
ねぇ私は今
恋をしてるの?
それとも夢?

夢なら早く覚めた方がいい 這い上がれなくなる程 堕ちてしまう
その前に

ねぇ先生
恋から抜け出す処方箋
どこにありますか?

手遅れになるその前に

いつだって好きでも
理性が邪魔してしまう
恋に貪欲になれない
自分の気持ちにさえ
嘘をついてしまう

期待しては破れ
幸せと不安を繰り返す
その度「愛されている」という自信もなくすの

本気なのか、
冷やかしなのか、
それともこれ自体が
報復で鉄拳制裁なのか…

そういえば
モーツァルトの歌にもあった

「揺れる枝や葉や移り気な風でさえも 男性よりは落ち着いていますわ」って。

そういう事なのかな

そんな恋なら早く覚めた方がいい
痛い目を見る前に

「恋人たちの為の学校」

どんなに崩れても
最後にはハッピーエンド
あれは物語だから?
それとも運命だから?
先生、私には
分かりません
相手の本当の気持ちも
もう運命なんてあるのかも

それでもやっぱり
好きなの

「恋人たちの為の学校」

先生、私が進むべき道は どれなんですか?
どれも真っ暗で
見えません

一歩を踏み出すのが
とても怖いのです

2015/12/18 16:44



[190271] 報われない恋
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]


好きな人の言葉に
一喜一憂して
そんな一言一言に
縛られてく
まるで私 奴隷のよう
でもそれでも良いと
思ったよ 縛る人が
貴方なら


苦しくても苦しくないみたいな
不思議な感覚だった
ドキドキワクワクして
舞い上がっては落ち込んで


なんだろう
上手く息継ぎできない
まるで溺れかけてるみたい
こんな恋つづかない方が良いのかな

嬉しさの反面
不安でいっぱいになる
不器用すぎるくらいに
奥手になるの

誰か私に
恋のマニュアルを下さい

本当にどうして良いのか分からない

貴方だって本気だったの?本当に?

少しでいいから信じて?
待ってて?


その言葉を信じようと
思ったそばから
全てがひっくり返る

確実なキッカケもない
どうしたらこの手が
届くのかな


いつだって一日中
ケータイを見ていられるワケじゃない
どんなに遅くなったって
必ず返事をするつもりだったよ?


貴方のことを一番に
優先的に今までだって
考えてた

私がそう思ってたとしても
相手に上手くは伝わらない

世の中 そんなものか…とさえ思ってしまう

少しだけ
時間が欲しかったよ?

多分 まだあの日に
読みきれてなかった
言葉も詩も
きっとあった

疲れて帰ってきて
楽しみにしてたメッセージ

………

恋は不安になることばかり

大好きなのに
過去の傷が大きすぎて
互いに信じ合えない

やっぱり報われない恋
だったのかな…

2015/12/18 15:38
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