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[190614] 少女マンガ
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]

大人になりきれない恋心
胸のトキメキに心躍る

カッコいい笑顔も
大人な仕草も
素直じゃなくて
意地悪なのに
とっても優しくて
眩しすぎて遠く感じます


私は
恋もダメ
仕事もダメ
そのうえ鈍くさくって…

ダメダメだから
ダメダメなりに
頑張ります


イイ女なんて
夢のまた夢で

幼い恋心に
振り回されっぱなしで普通が出来なくて
何でも失敗しちゃって

愛されることも
愛することも
上手くいかなくて…


恋って何なんでしょうか?
普通ってなんなんだろう…


私も大人になったら
バリバリ仕事して
たまに友達と
飲みに行っては
愚痴ったり恋バナしたり


気になる人が出来て
ドキドキしてトキメいて
普通に恋に落ちたり…
充実した毎日を
送れると思ってた

皆が普通にしている事が
私もしてみたいって
思ったけれど
どうしても上手く
出来なくて…
そのうち失敗するのが怖くて
恋にも臆病になって…

こんな鈍くさい私を
好きになってくれる人なんて居るのかな?

そんなことを考えたら
無性に虚しくて切なくて
泣くのはやりきれないから
ハハハ…って独りで
寂しく笑ってみた


だからこの歳になっても
少女マンガのような展開に
胸キュンしちゃって
キャッキャ騒いで…

幼すぎるよ
大人な女になんて
到底なれそうになくて

周りにとって普通な事が
私にとっては
背伸びするような事で
普通ってとても難しいんだね


愛に飢えてるんです
きっと私
何も出来ないから
ダメダメな自分に
いちばん私がガッカリしてて…

それでもダメなりに
鈍くさくっても
愛を探してます

少女マンガな恋心から
卒業するために
いっぱいいっぱい
もがいて…

幼い恋から大人の恋へ
好きな人を想いながら
精一杯 背伸びするの

2016/01/13 00:06



[190613] フォーエバー
詩人:どるとる [投票][編集]


世界はここから始まって また終わる

あるはずもない永遠を探しながら

惚けたように笑う君をいつまでも見ていたい

フォーエバー フォーエバー 何度でも
傷つき 何度でも癒され

試すようなしぐさで神様気取りの 君は
今日も 限りなく遠いね。

2016/01/12 23:51



[190611] ネジを巻く
詩人:どるとる [投票][編集]


あわせ鏡みたいに
向かい合った昨日と今日
間違い探しのように 些細な 違いを探してもむなしいだけだ

目隠しをしながら 綱を渡るような
不安な気持ちを 隠せない僕は
明日が 来ることにいつもおびえてた

目をふさいだ 瞳に映る暗闇と
にらみ合いながら 探した光は
空に落ちて 星になる

逆さまに見上げた空は 宛もない僕たちを 笑うだけ

行き場のない 明日は ただ移ろうだけの季節を 行き交う気ままな旅人

そして僕は 地球を一回りして見つけた
小さな きっかけから 振り出しへと舞い戻り
もう一度 生まれ変わってネジを巻く

やがて動き出す世界を 待ちわびながら
夜明けまで 眠りこけているよ。

2016/01/12 23:47



[190610] かいちゃんはマカロンが好き。
詩人:カィ [投票][編集]

君のこと

好きだなんてもう
言えないから

会いたい

さみしい

ぐるぐるループする言葉たち

好きが嫌いになって

それでも抱きしめようとした

背中合わせじゃなきゃ

もう顔も見たくない

甘いわたしには

スパイスが必要

泣けばほら、済むと思ってる。

終わりなんてない

無限ループへようこそ

かいちゃんはマカロンが好き

甘い甘いマカロンが好き。

2016/01/12 23:42



[190608] 会話
詩人:どるとる [投票][編集]


言葉に頼らず会話を続けたら
紅茶数杯ぶんの時間もままならない

愛を語るのに 言葉はいらないのに
手をつなぐだけでどうして伝わらないの

頭に頼りすぎて心が使い物にならない

目を閉じて 耳をふさいでも会話はできる

言葉がなくてもぬくもりでわかりあう

下手な 技巧で飾り立てた言葉よりも
ふれたときのぬくもりのほうがいい。

2016/01/12 23:29

[190607] さよなら
詩人:どるとる [投票][編集]


さよならなんか 笑い事ですましてよ

わかりあえないくらいなら
とめどない涙で世界を濡らすよ

言葉を重ねて会話を続けたら
いつかは たどり着けるかな

愛なんて 不確かなものにだって
頼れるならば さよならなんて見えない

僕には生きることだけが今は夢さ。

2016/01/12 23:14



[190606] 小さな生き物
詩人:どるとる [投票][編集]


か弱い 生き物は小さなその体で

広すぎる大地を 歩いている

緑と青の星に 朝が来て夜が明ける

愛を知らない僕たちも
輝く言葉で歌を歌う

イモムシが見上げた空の青も
トンビが見つけた赤い木の実も

この世界の すべての生き物たちの胸に脈打つ 命の音

魔法なんて使えるわけもないけれど
大切な人を思うとき魔法みたいに

世界はひとつに重なって
遠い距離を越えてあなたに会える。

2016/01/12 23:06



[190605] ポケットに夢を
詩人:どるとる [投票][編集]


言葉はなんでこんなとき
役には立たないんだろう

目の前にどうしようもなく
広がる夜には 勝てそうもないけど

頼りなくても握りしめた手は
誰かを守るために 強がるだろう

涙をそっと 包み込むための手のひらなら
それは優しさになって雨のように降る

ポケットに 忍び込ませた寂しさが
今さら僕を素直にする

誰かに会いたい ふとそう思う
眠れない夜は 少しだけ弱くなる

見上げた空に 星を描いて
見るものすべてを愛そうと決めた日に

ポケットに夢を つめこんで旅に出た。

2016/01/12 22:54



[190604] 
詩人:どるとる [投票][編集]


引き出しの中の小さな思い出を

そっと眺めていた 窓からあふれる青

はみ出しそうな思いはやがて

はにかんだ君の笑顔に 消えて

ほころんだ花は 言葉もなく咲く。

2016/01/12 22:40



[190603] イーグル
詩人:どるとる [投票][編集]


砂漠の空を飛ぶイーグル

羽を広げ 荒野に咲く一輪の花

自由を叫べば 世界はには果てなどなく

空も海も 終わらない青と緑の地球

海を渡る風になって
空を飛ぶ鳥になって
砂漠を行く旅人になって

悲しみを笑うのさ

雨に濡れながら笑うのさ

今日が世界の終わりでも

夜は明けて 街に朝がやって来る

死さえ笑うのさ

骨になって 笑うのさ

棺桶の中で笑うのさ

花に囲まれ笑うのさ

生まれ変わって笑うのさ

引き出しの中に ハーモニカ

頭の上の ハテナ

砂漠の空を飛ぶイーグル

好きな色に染めた世界を旅する一陣の風。

2016/01/12 22:38
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