詩人:凛句 | [投票][編集] |
一番いいトコだけ切り取ってるんだもん
惹かれるの当たり前だよ
どんな髪型も
どんな格好も
どんな瞬間もキマってる
目が合っても
目線外してもどっちもOK
大きな瞳の魔性力
笑顔の破壊力
毎秒思い出さずにはいられない
というかずっと考えてたいあなたのこと
詩人:どるとる | [投票][編集] |
冷蔵庫が落とすかげろうと
十年越しの謎の種明かし
おおよその見当の行き先は
別れ別れの道をたどる
あいにくの天気で
笑えないことばかりが積み重なってく
窓の外は冷たい雨 煙草も湿気る始末
気づくといつもため息ばかりついてる
君と僕のすべてはただあからさまな
嘘とごまかしに彩られている
嘘をつくなら もう少しマシな嘘をついてよ
最後まで嘘を嘘と気づかせないで
優しさなんていらない
あなたの汚さに 惚れているんだから。
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
よく分かったよ
やっぱり貴方は
何も変わらないんだね
それはそれで
仕方ない
今思えば それは
ごく当たり前なこと
人はそんなに容易くは変われない
分かってる そんなこと
本当に
とんだサプライズ
動揺を隠しきれない
楽しかったかな?
人が硬直するのを見て
ワクワクした?
どんな気持ち?
ねぇ教えてよ
貴方が変われるまで
気長に待とうと思ってた でもそれは貴方からしたら 必要のないことみたいだね
よく分かった
私たちは合わない
全てがチグハグで
互いに反発しあう
仕方ないよね?
だって相性最悪なんだもん
だからもう待たないよ
それでいいでしょ?
貴方にはいくらでも
私の代わりなんて居る
だからもう忘れるね
それでいいでしょ?
詩人:どるとる | [投票][編集] |
どこまで走っても 合わせ鏡のように
昨日を転写したような変わらない世界
間違い探しも意味はない 今日と昨日の違いなんて
微々たるものだと 笑い飛ばすだけだ
涙は涙で 笑顔は笑顔で ただそれだけ
そこに果てしない空が あって
僕は 昨日と同じように笑い たまに泣き
散らかった部屋を片付けて 宿題をつぶしてく
日が暮れたなら 夕焼けと同じ色に 心は染まって
お疲れさまって手を振って まっすぐ家に帰る そんな毎日
どこからがはじまりでどこまでが終わりなのか
足跡も残らない 道を 宛もなく歩いている
裏切らない愛を探しながらも惚れたのはわがままな人
自分でも驚くくらい大好きなんだ
悲しみは悲しみのままで 喜びも喜びのままで
今日が終われば日付は明日になる
そんな当たり前なことが時々幸せだと思う
悪いこともする でも必ずいいこともする
優しくなりたいし 嫌われるのなんてまっぴらごめんさ
誰かをいつも愛していたい 誰かにいつも愛されていたい毎日
つぶれた空き缶 蹴飛ばして帰る
言葉になんかならない気持ちになる
ああ 僕は なんのために生きているのか
ああ 僕は 誰のために生きているのか
答え合わせをしようにも答えがない
だから 何が正しいことかはわからない
ただ 流れるように生きる やりたいように生きるだけ
そこに果てしない空が あって
僕は 昨日と同じように笑い たまに泣き
散らかった部屋を片付けて 宿題をつぶしてく
日が暮れたなら 夕焼けと同じ色に 心は染まって
お疲れさまって手を振って まっすぐ家に帰る そんな毎日。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
コップから溢れだした水みたいに
ありあまるほどの幸せを手にしてる
にも拘らずそれでもまだ足りないと欲張る
愛を形にするには きっと言葉なんか必要なくて
ただ抱きしめたときの温もりだったり
誰もが持ち得る優しさとかが
言葉以上の 明確な答えになって伝わるんだよ
素肌で ふれあって
温もりを確かめて
ちゃんとここにいるって
大切な人に 気づかせて
僕にも 教えてよ
なにぶん見えないものだから
いちど見失ってしまうと
なかなか 見つけるのに苦労するから
名前のない 気持ちになるときがある
思わぬ 人の優しさにふれたときに
涙が ほほを伝い 僕も人なんだと 気づかせてくれる
大切なものを見つめるときには目を閉じてみるんだよ
そこにあって そこにはないものです
ふれようとしても感触さえないものです
だから、間違いだらけの下手くそな手つきで愛し方を探すよ
答えなんてきっとないんだよ愛には
抱きしめるのも 撫でてやるのも
自分のさじ加減で決めなきゃいけない
愛の所在を 知らないのに知っている
ただ「あなたがいる」それだけのことが
いつも 弱いはずの僕を強くしてくれる
きっと 僕が思うより
この世界の 正しさなんて
それほど きれいじゃない
曲がりくねった道に咲いた
素直な 花が きれいなだけに
この世界は より 汚れて見える
素肌で ふれあって
温もりを確かめて
ちゃんとここにいるって
大切な人に 気づかせて
僕にも 教えてよ
なにぶん見えないものだから
いちど見失ってしまうと
なかなか 見つけるのに苦労するから。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
通り過ぎてゆく 季節は新しい風を待ちわびて
めくられたページは 急ぎ足で 明日に向かう
いくつもの ドラマを抱きしめた
その手ににぎられた未来
快速電車は走る 僕らを乗せていく
変わらないままの景色が
合わせ鏡のように続いていく
どこまで行くのか また振り出しだ
答え合わせばかりしていたら ありきたりな正しさが
きれいごとしか言えなくなった僕をあざ笑う
自問自答はこの辺にして 思い切りだけでやってみよう
快速電車から降りたらそこは知らない駅
どっちつかずの表情をやめられずにいる
見上げた空に助けを乞うようでは
仕方ないよなあって自分に呆れ返る
行きつ戻りつの 旅も
やがて 落ち着く場所を見つけて
何者にもなれない僕も とりあえず
流れに乗って 当たり障りのない
暮らしに 腰をおろし 誰かと似たような色に染まる
そんなんじゃつまらないのさ
快速電車は走る 僕らを乗せていく
変わらないままの景色が
合わせ鏡のように続いていく
どこまで行くのか また振り出しだ
悲しみを抱いた痛みも
捨てきれない優しさも
アタマからひろっていくところから。
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
手を挙げろ?
嫌よ
無駄な抵抗だと
分かっていても
最後まで暴れ回るわ
完全包囲?
抜け道だって
あるかもよ?
私は、じゃじゃうま
じゃじゃうま娘
こんなこんな横暴
貴方には扱えない
手に余る 攻略不可
だから諦めてね
私は、じゃじゃうま
じゃじゃうま娘
手を挙げて
「貴方が好き」だと
降参したい
そんな甘い気持ちに
心惑わされれば
胸締め付けられ
苦しくなる
「好き」だなんて
言わないわ
だから気張って言うの「嫌よ 諦めてね」
私は、じゃじゃうま
寂しがり屋なの
素直になれない
じゃじゃうま娘
詩人:どるとる | [投票][編集] |
今何しているかな
どんな気持ちかな
離ればなれの思いと思いが行き交う
窓から見えるのは星が輝く夜空
仕事も早く 切り上げて本当は
君に 真っ先に 会いに行きたいけれど
僕はあまりに忙しすぎる
もうちょっとだけあとちょっとだけ
待ちくたびれていて
終電には間に合うように帰るから
加速してく両足はスピードを上げて
大切な人の 涙まで走ってく
待たせてごめんね 今すぐ帰るよ
待たせたぶんだけ 罪滅ぼしするから
僕は魚になって 広がった暗い海をナイトスイミング
貧乏揺すりばかりしている頃かな
電話もいいけど 君の顔が早く見たい
寂しさは 一度抱いたら離れない
電車の中には 疲れはてたように
眠りこける 人たち
窓の向こう 月が出てる
ぼんやり 浮かぶ街明かり
あのひとつひとつが誰かを待ってる
加速してく両足はスピードを上げて
大切な人の 涙まで走ってく
待たせてごめんね 今すぐ帰るよ
待たせたぶんだけ 罪滅ぼしするから
僕は魚になって 広がった暗い海をナイトスイミング
変わることのない暮らしの椅子に
ただ凭れて 時どき暇を見つけては
隣をうかがいこっそり遊ぶ
誰かの寂しさとか 切なさを思うと
僕までなんだか同じ気持ちになってしまう
だから、魚になって 飛び魚のジャンプで
飛ぶように帰るよ
下手くそな平泳ぎ
覚えたてのナイトスイミング。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
窓の外は 小雨日和 通りすぎてく 景色が次々に移り変わる
振り子のように行ったり来たりの旅程
この目で見たものがこの世界のすべてなら
疑いはますます 深くなる
水溜まりを ひとつ飛び越えて
スニーカーに泥水が跳ねる
慌ただしさに 忙しくしているぶんには
気づかなくていいことばかりだ
生まれたての朝に光がこぼれて
一歩踏み出す君を 言葉もなく見送る
さよならは似合わない 歌いたいのははじまりの歌
列車の窓から 流れてく季節は
色褪せながら また 色づいてく
命あるものだけが 老いていく 永遠のない世界でただひとつ
時間から 逃れた 形なき思いが いつまでも変わらないまま
ここにあることを僕は知っている
水溜まりを ひとつ飛び越えて
スニーカーに泥水が跳ねる
慌ただしさに 忙しくしているぶんには
気づかなくていいことばかりだ
生まれたての朝に光がこぼれて
一歩踏み出す君を 言葉もなく見送る
さよならは似合わない 歌いたいのははじまりの歌。
詩人:もとり | [投票][編集] |
君の何気無く放った一言が
どれだけ僕を不愉快にさせているのか
笑いながら
言葉を用いた暴力を重ね
傷付けている事すら君は気付かず
怒った様を見れば
冗談なのにと言葉を吐き捨て
悲しむ姿を見れば
そんなつもりじゃなかったと
言葉を濁す
嗤える
そんな物
受け取り手次第じゃないか
お決まりの笑顔を貼り付けながら
冷えていく感情を僕は知らない
段々と心が離れ
距離を置かれていくのを君は知らない
それに気付かず
また日々を重ねていく
限界まで
あと少し