詩人:EASY | [投票][編集] |
全てが思い通りにいく事が
不満のない状態なら
全てに不満がないことは
思い通りにいく事だ
気づきとは
そういうものだ
自由とは
愛されることではなく
愛することなのだ
それは響きからして
そうなのだ
咲かない花への不満より
枯れた花への感謝を
この星は酸素よりも
ずっと必要としている
詩人:EASY | [投票][編集] |
幸せの為に
何かをしようとするけれど
何もしないことが
幸せだったりするから
僕たちは
争ったり平和だったり
喜怒哀楽してみたり
言ってしまえば生まれてきたり
死んでみたりもしてるんだ
詩人:小さな貝がら | [投票][編集] |
時々くれる優しい言葉
少し意識しだした
思ってくれていたならば
私は幸せだよ
あなたと話せた時の声は
トーンが違っていて
あなたに私の思いが
バレそうでドキドキしてた
あなたの支えの中
生きて行きたい
いつしかそう思うようになった
自然に心が動いた事
誰のせいでもない
桜の蕾が綻ぶ頃に
私の思いも叶うといいな
でも本当の気持ち
言えないまま
小さな春を今日見つけた
詩人:EASY | [投票][編集] |
木漏れ日に反射する
ほんの小さな微笑みは
命の岸辺の対岸に
僕たちを連れていく
君の放った憂鬱は
大砲よりも的確に
僕の胸に突き刺さる
情報みたいに蔓延った
煙を眺めている僕ら
詩人:EASY | [投票][編集] |
そう思うことだけが真実だ
それは確固たるものではなく
そう思う時にだけ
そこにあるものだ
真実は白と黒ではなく
子供が好きなぬり絵の様に
自由と握手をしている
首を前後に振りながら
歩く鳩が
平和の象徴なのは
彼等の行為に
悪意がないからだ
そして星は善意もなく
晴れた日には
美しく光るのだ
まるで笑顔であるかの様に
詩人:EASY | [投票][編集] |
幼い頃に誰もが
かけ間違えたボタンの様に
雨は優しく降っていて
春の寒さに着る服の
着心地の良さに酔いしれる
部屋から聞こえる雨音は
想い出たちと戯れて
出会ったことがある人の
笑顔となって吹いている
幼い時に家に来た
野良猫の鳴き声と
パート帰りの母親の
原付の音が混じり合い
貧しさの豊かさを
僕は知った
幼い頃に誰もが
くつ紐を通し間違えた様に
雨は優しく降っていて
人が優しいときに
優しい理由を
雨音として
歌っているんだ
詩人:あいる | [投票][編集] |
狂騒競争協奏胸葬
もてあそばれたり、じゃれあったり
足踏みか地団駄
積み上げては崩して
だから、過不足になるんだ
感性しだい夢の国
毎日が創刊号
詩人に口あり
文学なんてどいとくれ
君のそばに置いとくね
願わくば、いつか想いを追い越して
詩人:EASY | [投票][編集] |
砂場で山を作って
トンネルを掘って
そこに水を流した
その名残を残した
砂場みたいな
春の陽射しだ
恋をしたのは
君にじゃなくて
僕の中にあった
生存本能とは無縁の何か
もっと温かくて
君の笑顔に寄り添うような
目覚めのよい朝に
降り注いだ光りに似てる
何か
どっちでもいいなら
笑うと思う
君の方を見て笑うと思う
そんなこと普通だよ