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[197421] 地球の真ん中が 人の生活の中心
詩人:雪 刀寿 [投票][編集]

私達は地球の真ん中に寄り添う
生活の全ては地球の中心が元

海も空も 山も
地球の真ん中にしたがって生きる


だから地球の中心の言い分をいつも聞く
足元に意識を置く

・寝転がるときの背中に意識を置く

二人の仲も地球の真ん中が取り為す

空は逃げる 追いかけても永久に届かない
栄養を無理に上にあげないで
地球の中心に、素直に惹かれるがままに


 脳裏も下に 気を付けて

2021/11/27 11:19



[197419] 〜気の持ち方は片手でもいいから〜
詩人:桜井 楓 [投票][編集]

キチンとやることを教えられてきた幼少期から思春期にかけて

そして それを一人前だとか
大人っぽくなっていくんだとか言う
型にはまったアラフォー以上の世代感

確かに
それはそれは重要なこと
型にはまったこの現代社会では

時にそれは弊害にもなる時がある


毎日どこかで誰かが悩んでいる
積もり積もって鬱々とする
解決しなくて自殺する時もある

キチンとやることを教えられた教育は
時には青少年たちの未来さえ消し
有望な若手を消し
リーダー的な存在の中堅、ベテランさえも消す

キチンとやろうとすれば
誰だって思い悩むもの
両手いっぱいに
いろんなものが溢れている


大雑把ではなかなか生きづらいこの世の中で

「キチンとやろうとするから悩むんだ」と

この言葉を持つだけでも

多くの人は救われるのではないか

そう思うこの頃である…








2021/11/26 04:43



[197418] ハンバーグ
詩人:EASY [投票][編集]

僕たちは時々ぶっ壊す
色んなものをごっちゃ混ぜにして

ハンバーグのタネをかき混ぜるみたいにして

悲しみとか楽しさとか苦しみとか切なさを
思いっきりこね混ぜる

そうするとさ、なんか丁度いい
なんかすごく案配のよい
なんか良くわからないけど
なんかとても食べたくなる
そんな味がするんだよ

2021/11/25 19:11



[197411] 夢を追う君へ
詩人:小さな貝がら [投票][編集]

@
君の心を支えたいよ
出来るならば 今
悲しそうな 瞳の奥の
心を話してごらん
強がらないで
素直なまま 自分のまま

楽になるよ きっと
無理をしないで行こう
少しずつでいい
歩んでいこうよ

強く明るく輝いてる
向日葵みたいに
笑ってられるかな 自然のままで
誰より君らしく

あの日見つめてた追いかけていた
たった一つの夢だけ
いつまでも追おう
応援するからね

A
優しい夕暮れ あの日見てた
小さな雲を追いかけるように
無邪気な心なら 悩まずに今
笑っていられる

忙し過ぎて合わない焦点
無理矢理でも
合わそうとしていた
背伸びをしていた
そして疲れていた

自分のままで生きる事
それが何より大切と知った
君に出会えて
初めて分かったよ

無理矢理見ていたのは何の夢?
君の写したかった物は
今も色褪せずにここにあるの?
悲しそうな目をしてるからね
そんな君の事支えたくなるよ

いつかの空になり風になり
翼広げて
この空いっぱいに
君は君らしく
歌えばいいんだ oh〜

たとえ誰一人に届かなくても
君の息吹のまま
君のその夢
叶えるその日迄

※7/1〜SHOWROOMで行われていました楽曲系イベントで作詞した歌詞にayamenkoさんに素敵な曲をつけて頂きました ayamenkoさんが優しい歌声で歌って下さり下記からダウンロードも可能です また好きの方もよろしくお願いします
https://note.com/yuki_hana/n/nb73be4503309

またayamenkoのYouTubeでも優しい歌声で歌って下さっています
https://youtu.be/I8p5SpywY9o

2021/11/14 17:33



[197410] とどのつまり
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

たいしたことのない
たいしたことのない
たいしたことのない
つよがりを
たいしたことのように
たいしたこともなく
たいしてよくも
書けてきた

惨めさが
私の敷布団
情けなさが
私の枕
せめて
慎ましさの掛ふとんに
肩までくるまり

恥ずかしさ
恥ずかしさが
恥ずかしさだけが
この私の脳内から
我慢のならない
しょんべんみたいな
自虐的な勢いで

吹き出され

情けなさの
恥知らずのままでもよいから
まっさらな
まっさらだった
あの頃に
すがりつかないように

どこへも
とどこうりなく
うしろめたさもなく
わだかまりも承知で

寝小便を
書きちらす


2021/11/21 16:37

[197409] STONE
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

満月の
手配りで
鍵を落とし

石膏の
肌足しに感触が残る
右周りに坂を登っている

あたりには
何も見えはしない

どこからか
遠く
マリンバの音が
していて

たとたどしいような
忘れがたいような
とりもどしようもない
気持ちになっていった

途中の断崖に
魚の目をした
トドが四頭いて
中でも一番デカイのが
ゆさゆさ動いて
こちらの方へ
向かって来ても
逃げ場は
登るしかなく

あるといい
しっかりとした
綱引き等に使われる
綱が
頂きまで
のびている

きっと
しゃにむに
たぐり寄せたなら
たどり着いた
頂きからは
高所から見える
下りが
努力してきたぶん
大変そうに

そう言えば
鍵は
どれほど
そんなに大切だったのか
どうなのか
「お願いだから振り返る、ふりをして」
「そうしないと、どうなるの」
「月のような、ひとつ石になるの」

2021/11/14 15:50



[197407] nobody's fault
詩人:高級スプーンあと何年 [投票][編集]

夕方に起きて
迎える朝
切り替えが
うまく行かずに
混濁する脳
何も上手く活かずに
選択するNO
うまいこと言うねと
拍手をくれる
誰かは居らず
行き交う人たちは
僕の前を
素通りしていく
ピエロの格好をしていても
無駄だ
身の回りに
危険が及ぶまで
僕は透明
メイクを落とす
涙のように
高評価
言い値で買うから
こっちを向いて
それくらい
冗談ぽく
上手く笑って
言えたらなあ
季節の変わり目に
風邪を引く
そんな簡単な苦しみで
人の気を引こうなんて
使えない頭だ
早く横になれ
そして
死んでから
三ヶ月後に
見つかった

2021/11/12 07:48



[197406] 救い。
詩人:もとり [投票][編集]




誰かが言った

死ぬくらいなら逃げ出せばいいじゃない



先の事を考えて絶望して

雁字搦めに囚われるから

逃げ出す力も無くなるの



誰かが言った

そこだけが世界じゃないのにね

他にも選択肢あったのにね




不遇な立場を嘆く事で

自分を保つだけで精一杯で



でもきっと変われたかもしれない


誰かの言葉でなく

誰かが手を差し伸べるだけで


2021/11/11 10:50



[197405] 空き缶
詩人:アルバトロス [投票][編集]

僕は今
悲しいのだけれど
それは瞬間を切り取っただけで
仕事には行かなくちゃいけないし
ご飯も食べなきゃいけないし
歯も磨かなきゃいけない

悲しいと思うことを
バカらしいとは思わないけれど
悲しいと思うことに
支配されるのは癪だなとは思う

別に後ろ向きでも良いじゃない
この瞬間に留まることはできないのだから
悲しい、は続かないのだから

塗装の剥げた道路を
空き缶がコロコロと転がっていく
からんからんと
寂しそうな音を立てて
誰にも見向きされずに

空き缶はどこへ行くのだろうね
秋の冷たい風に吹かれて

僕はどこへ行くのだろうね
気がつくと空き缶は見えなくなっていた

2021/11/10 23:24



[197404] 代打
詩人:高級スプーンあと何年 [投票][編集]

ゴミ山に流れる流行歌
蹲って君がいる
間違って捨てられても
後悔しない
みたいな顔で

それが君の表現か

違うだろ

彩付く生も
モノクロの死も
一新されて
知らないワードで
埋まるトレンド
どれも良いから
どれでも良いから
立ち上がれない

新しい細胞が芽吹く
瞬く間に枯れていく
皆が踊ったあの唄は
先週だったか
昨日だったか
誰の上に跨っても
ノれるんだ
最高じゃんか

それを盗み見てる
表情が
ねえ
向き合う課題にならないか

何もしないなら
何もしないから

下ろした利き手を
差し出せよ




2021/11/10 21:45
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