詩人:あいく | [投票][編集] |
すとすとすとれっちぃ〜♪
すとすとすとえっちぃ〜♪
えっちとすとれっちがだいすきだぁ〜♪
えっちすとれっちわんたっち〜♪
すとすとすとれっちぃ〜♪
詩人:サエ | [投票][編集] |
私が私を嫌うから
私が私を信じないから
誰のどんな囁きも枯れていく
弱虫なのに意地っ張り
多感故に身動きが取れなくて
自分の痛みにばかり敏感で
他人を無意識に傷つける
暗闇のなか ビクビクしながら
棒を振り回しては 一歩進んで二歩下がる
自分を守ることに必死で
周りが見えない子どものよう
一番自分を認めてないのは 私だ
一番感情を雑に扱ってるのは 私だ
何より自分を守っているようで
一番自分を傷つけてるのは 私なんだ
詩人:高級スプーンあと何年 | [投票][編集] |
夢より重いものを持てない
小人たちは
現実では俺の手すら動かせない
あんなにも突飛で
サイケな物語
形作って見せるのに
現実ではとんと役に立たないぜ
何もしてないように
目に映るだろ
訂正
視界の隅にも入ってないね
小人はせっせと
望みどおりに形にしては
投影し続ける
とても陳腐な散り方で
目を覚まし
本当は
やりたいこと
いっぱいあったんだ
詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
何かに
驚いた時も
驚いたようなふりを
して
見せているように
感じてしまう
「洗濯機から変な音がするの」
「もう、買い替え時だよ」
「子供達の塾の授業料もあるのに?」
メガネのレンズを拭く
そして
掛け直す
アイスクリーム
昨日買ったそれを
冷凍庫から取り出し
舐め回す
船酔いを知らない人に囲まれた
船酔いみたいに
辛い
飼い猫が
何かをせがむように
足に身体を擦りつけていく
後悔と航海
理由の所在を思い巡らせる
いたたまれない衝動
登校と投降
音楽室のメトロノーム
誰にも怯えず
驚いてみたい
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
泣きべそをかきながら あなたが走る
夕暮れを信じない あなたが走る
君がいま死んだって悲しくないと
強がりを繰り返す負け犬のあなた
夢をover ride!
踏みにじれ全て
もう誰の言葉も信じちゃいけない
悲しみだけ集めて微笑む――
そんな卑怯者になっていいから
夢をover ride!
踏みにじれ夢を
もう誰の名前も呼び捨てにさせない
悲しみだけ集めて微笑む
そんな卑怯ものになっていいから
………………………
《おことわり》
この詩の第2連には、心身に障碍を持つ人に対して著しく配慮を欠く語句が存在しています。
いくら比喩とはいえ、許されることではありません。
よって第2連の掲載は差し止めます。
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詩人:高級スプーンあと何年 | [投票][編集] |
延々と虐待の
動画を見せられているような
むごたらしい生だ
虐殺よりマシか?
測れるものか
剥ぎ取られたまぶた
避けて通れず
朝まで眠れず
眠りは浅く
起きても死体のよう
誰が何の為に?
創造も終末もない
想像上の死と引き換えに
誰の何の為でもない生を受け
虚しいけれど
否定的でも止まない声
うるさい
うるさい
うるさい
楽にさせてくれよ
なら
その血塗れの手はなんだ?
爪は剥がれ
真っ赤に染まる指
それでも
無い爪を立てて
もがいている
お前が私がお前が私
本当は苦しむのが好きなんだろう?
うるさい
だまれ
もうしゃべるな!
気が狂うまで
対話に苦しみ
痛み気が滅入り
それでも
誰でもない
虚構の屍を越えていく
死ぬまで苦しめ
苦しむのが生だ
止まない声はない
「私は死ぬから」
(お前は死ぬから)
詩人:サエ | [投票][編集] |
完成するはずのないパズルを
しているみたいだ
完成しないのなら
投げ出して終わらせてしまえばいい
ピースが足りないとわかっているなら
始めからやらなくちゃいい
手をつけてから
足りないと嘆くのは見苦しい
手をつけてしまったのなら
穴だらけのパズルで
満足するしかないんだ
たとえ穴だらけで
何の絵なのかまるでわからなくとも
そうするしかないんだ
足りないピースの代わりは
できないのだから
詩人:サエ | [投票][編集] |
結ばさらないって知ってて
繋がったのに
全部解ってて
ひとつになったのに
去り際も知らない愚か者
永遠なんて信じるほど子どもじゃないし
割り切れるほど大人でもなかった
ただ永遠を願ってしまった
あなたと見つめ合っていると
願えば叶いそうな気さえしてしまった
結局は心を気持ちを 愛情を求めて
彼は私の全てを欲しがった
欲しいものは手にしたはずなのに
握ってみると何も掴めていないことに気付く
声で姿で文字で 一時満たされても
ヒビの入ったグラスのように
穴の空いた鞄のように
満ちた想いは
あっという間に零れ落ちていく
恐ろしく燃費の悪い私
いつも想ってるって切り際の言葉も
心は側にいるって照れながら言った台詞も
響くとともに震えるほど嬉しいのに
どこか寂しさを覚えてしまう
気付くと途端に恋しくなってしまう
永遠なんてないって解っているから
やっぱり哀しいほど大人になっていたんだ
今胸が苦しい
割り切れるどころか
誰かを確実に傷つけた事実に
残り僅かな良心がひどく痛い
捌ける器もないのに手を伸ばすからだ
なのに後悔はしていない
支離滅裂な思考に自分でも呆れる
空腹なのに胃もたれしている今のように
私の恋は矛盾だらけだ
一旦決意してもすぐまた迷う
迷ったところで
サヨナラなんて言えるはずないのに
彼も私もずるくて悪い
けどどちらも中途半端だ
とことんずるくもなく
とことん悪者でもない
だから尚更厄介なんだろう
詩人:EASY | [投票][編集] |
あなたの幸せが
此処にある可能性に
私は感謝します
その幸せに
祝福をあげる誰かに
私は感謝します
あなたの幸せが
あなたに訪れるべき自由を
私は感謝します
あなたが私を憎んでも
私はあなたに感謝します
詩人:サエ | [投票][編集] |
あなたを失いたいなんて
無意味な強がりするから
ほらまたふたりは
離されそうになる
理屈じゃないと
分かっているから
離されても離されても
指一本で繋がっている
あなたに別れを告げられたなら
私は一言ありがとうと言って
去る準備はしていた
心が整っていたかは別として
あなたを困らせたくない
あなたに嫌われる勇気がない
今夜こうして全てを曝け出した私に
失うなんて無理だと言い放った
会えなくても心で繋がっていたいと告げた
改めて思ってしまった
この恋の為に
誰を傷付け
どんな嘘もつこうと