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[100544] 錆び
詩人:あさひ [投票][編集]

部屋の片隅に下げてる
ひとつの呼子笛

じっくり見ると
少しだけ錆び始めていた

もう、そんなに時間は経ったんだ
あの時出会った
あの人やあの子は元気かな
幸せかな

私はまだ壁を乗り越えられないままです
今でも鮮明に蘇ってくる日々
同じことを繰り返しそうで怖いからって
なんとなく見ないふり

それだけじゃ、何にも変わらないから
明日へ踏み出すために
泣かずに笑ってみた

呼子笛を吹くと
錆びた
苦い味がした




2007/04/20

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