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[101704] 六花
詩人:樹厘 [投票][編集]

静寂の中 厳かに 健気で 穢れのない 雪が降る
僕の心に ただ静かに 暖かな君の雪が降る
僕に君はこう教えてくれた
「大切な人を何があっても離してはいけない
その人を守るために死ぬことを選ばず その人の為に生き抜いて」と

気付くのが遅すぎた
その大切な人は君なのだと聴こえるよ 君の声が ちゃんと届いているよ
だから
逝かないで 戻ってきてよ
君の為に生き抜いてみせるから…

溶けた君の雪が僕の頬を伝う 僕の心と混じって
一つになった
やがて雪の下の大地に新たな命が育まれ
時を越えて もう一度巡り逢える事を願う

2007/05/10

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