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[10276] 悲しみの記憶
いつからか
君はここからいなくなって
僕は道に迷い
君を届かない存在にしてしまった
迷いの道に入り込んだのは自分で
君を忘れようと必死になったのも自分
なのに
記憶から消えたのは
愛することで
君の記憶は消えなかった
ひどく痛んだこの胸に
君の
懐かしい声が
悲しく響く
だけど
忘れなくちゃ
僕には
君の心は掴めなかった
君は遠くを見つめていたから
だから
忘れなくちゃ・・・
2004/04/02
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