詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
不安を背負い込み
憂いを投げて今夜も眠る
妙に暑苦しい部屋の片隅うずくまって
今日も気づけば悲しみにふるえてる
きりもなく繰り返す問いかけ
いったい何度繰り返せば答えに行き着くのか
昇った月は昇ったままで
まるで僕を見下しているようだ
そんなささいな不安がやがては僕を打ちのめす
だからこんなにも胸を痛めてる
だからこんなにも生きてることが無性に悲しくして嬉しくて切なくて儚くて
仕方ないんです
いろんな感情がひしめき合って
ぶつけ合う痛みも
寄り添える喜びも
すべてが意味を成してこの世界にあって
舞い降りるように心のいちばん奥で今まで聴いたどんな音色よりも美しくきれいなメロディが光りながら聞こえているのです
この耳で 心で聴いているのです
その美しくきれいな
音色に魅せられて
また一つ
世界に新しい歌が生まれました
きみと僕をつなぐ精いっぱいの僕の気持ち
きみへの思い込めた
世界にふたつとない愛の歌。