過去ログ
〜 過去ログ No.103314 の表示 〜
[103314] 物事の終わり
もしも
この街の風が 君の面影を運んで来たら
僕は泣いてもいいですか
薄紅色の空は 今日も過去を映し出す
くだらない話で笑い合えてたほど 僕ら闇雲に向き合ってた
から回る歯車の音には気付きもしないで
ただ
ただ
求め合うことが答えだと信じ続けた
君の腕時計より正確に
秒針は進む
でも大丈夫
君を待ってるのは僕だけじゃないから
風が
運んだのは
君の香りだけだった
だから
僕は泣かないよ
2007/06/11
[前頁] [投票する] [次頁]
-
詩人の部屋 -