| 詩人:咲麻 | [投票][編集] |
音楽を聴いている。
あの人の好きな音楽を聴いている。
あの人が好きだと言った音楽は、いつしか私の大好きな音楽になっていた。
呆れちゃうくらい単純。
だけど、それを嫌いになる事なんて出来ない。
不意にあの人を思い出しては、今頃どうしてるかな?なんて考えてしまう。
くだらない夢物語。
そのくだらない夢物語は幸せでもあって、苦しくもあった。
終わりがあるとわかっていたから楽しかったし、切なかった。
あの頃を思い出せば悲しくて泣ける。
あの人の中にもう私はいない。
私の中のあの人が消えない。
今隣に居る人が、一番好きな人とは限らない。
二度と逢う事もないだろう人が、忘れられる存在とも限らない。
思うのも思われるのも、一方通行だと辛い。
傷つけたくないからとか、そんなのって逆に悲しい。
好きか嫌いかそれだけだ。
求めてるのはそれだけ。
曖昧な答えなんて欲しくなかった。
このくだらない夢物語の終着駅は、まだ見つからないまま。