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[104431] 怠夏
詩人:tyuuya [投票][編集]

透き通った時分は潰え、海は飛躍し、そこに栄養を供給する空の細やかな流砂
風は幾分冬眠し、夏草達は残りの青春を謳歌していた。
人は皆叩く扉が猛獣の雄叫びと重ね、それぞれが背を向けあい、鐘の合図と共に鉄橋を駆け抜けていく。

私は一人、燃え尽きた煤へと寝そべり、静かに彼の匂いをかいでいた。


2007/06/30

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