切な過ぎる季節は二人を包んで軟かな風に導かれそっと動き出す儚き夢に陶酔し光を照らし合わせながら夜空を舞う蛍その一方で出会ったばかりの二人が愛を求め身体を繋ぎ合わせる一夜限りの夢に互い唇を添えながら朝まで交わす二度と同じ夜は来ないけれど糸を引くようにもつれてはほどけ弾けた蛍は幻想の世界へとその身を委ねる一度きりの夜を過ごした二人はまた違う愛を求めて別れを告げるそして二つの蛍は光を照らしながら儚き空へと消えていく…
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