ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.107000-107999 > No.107279「素直になれずに」

過去ログ  〜 過去ログ No.107279 の表示 〜


[107279] 素直になれずに
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


何でもないやい
悲しくもないやい
どんなに君が離れても
僕は別にいいんだ
どうにでもなれ

そうは言いつつも
君の電話を待ってる
素直になれない僕はだめな奴だ
君の家の前を行ったり来たり
いじらしいこの心

何でもねえやい
淋しくもねえやい
どんなに空が青くても
僕は独りでいいんだ
ほっといてくれ

こんなに青い空が哀しみさえ乾かして
誰もが素直になれよと言いそうだ
意固地になってるこの僕に

ホントはすごく悲しいよ
ホントはすごく淋しいよ
素直になれない僕のままでは
僕は独りのままさ
ずっとずっと。

2007/08/14

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -