詩人:甘味亭 真朱麻呂
何でもないやい
悲しくもないやい
どんなに君が離れても
僕は別にいいんだ
どうにでもなれ
そうは言いつつも
君の電話を待ってる
素直になれない僕はだめな奴だ
君の家の前を行ったり来たり
いじらしいこの心
何でもねえやい
淋しくもねえやい
どんなに空が青くても
僕は独りでいいんだ
ほっといてくれ
こんなに青い空が哀しみさえ乾かして
誰もが素直になれよと言いそうだ
意固地になってるこの僕に
ホントはすごく悲しいよ
ホントはすごく淋しいよ
素直になれない僕のままでは
僕は独りのままさ
ずっとずっと。