ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.110000-110999 > No.110296「座禅、所詮は戯言」

過去ログ  〜 過去ログ No.110296 の表示 〜


[110296] 座禅、所詮は戯言
詩人:都森 善太 [投票][編集]


情事!
眠らずに朝まで
枕元で語り合う
長い睫毛にかかる朝日を
優しくとり除く
「愛を囁いてみて下さい」

勿論、全て空想
二次元から四次元までの間
徒歩5フンのマジック
コンビニへ向かう
目の前を通り過ぎる
銀色の列車の三両目あたり
通せんぼされた自分は
忘却曲線の頂上にいる
得るものを失っていくのは
か い か ん
もがいている
脅迫じみた煙草のパッケージ
「あなたは死にます」
あぁだから何時かは必ず
どこか欠けている
落ち着ける
情事!

2007/09/19

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -