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[111066] 硝子の靴と恋心
詩人:halcyon [投票][編集]




12時の鐘の音。


ドレスの裾を翻し、慌ててお城を走り去る。



硝子の靴を片方落として。



いつもお決まりのパターン。



でも。
あなたは私を追い掛けてきてはくれなかった。





だけど、ね。



かぼちゃの馬車も
綺麗なドレスも



魔法さえなくたって



あなたが私を見つけてくれるなら。




私はお姫様。




あなたがすきよ。

2007/09/28

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