詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
なんもいいことなかった日には
少し控えめに過ごしそして終わろう
なんかこの頃憂うつな日が続く
理由もないのにため息がまたひとつ
暮らしにしがみつく
振り払われないように必死で生きる
表情さえも乏しくて
はたしてこうして繰り返していく事
意味はあるのか時々無意識のうちに気づけば真剣に考えている自分がいた
とにかくそれなりに毎日を送れるなら
それでいいやと踏ん切りをつけた
やることはもうやったし後はもうさぁ
覚えたことを覚えたとおりに繰り返していくだけ
なぜ生きているのか…?
質問責めの夜に夢の中魘(うな)されていた
今日…明日とずっと不安は拭えない
人はすべてを見通せるわけじゃないさ
誰もわからない明日もその先の未来も
努力も頑張りも悲しすぎるじゃないか
永遠につづくものなどないのだから
感じてきたそのすべてのことが愛おしくて貴くて
仕方がないのではないでしょうか
ミエザルモノの前ではどんな誰もが途方に暮れる
今僕の中には未知(あした)を知る術はありません
予想はいつも残念ながらはずれてばかりで
雨に降られて痛い目にあう僕なのに
重要なことはいつだってあちらからは非通知で。