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[111094] FRY
詩人:フィリップ [投票][編集]

うすくれないの空を
渡り鳥が滑ってく

見慣れた筈の
朱いシルエットが
僕の感覚を
その何十倍にも
研ぎ澄ましてくれる

チェリオグレープ
チャーリー・ブラウン
オンシジウム

光の速さで上昇する虚心の中に
僕はピーナッツを投げ入れる


「I Can fry」って
こないだ姪っ子が
叫んでいた

2007/09/29

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