ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.111000-111999 > No.111292「Alienation(疎外)」

過去ログ  〜 過去ログ No.111292 の表示 〜


[111292] Alienation(疎外)
詩人:Akira“STARMAN” [投票][編集]

深い雲に覆われていようとも太陽の輝きは絶えない

居場所を探してみる必要がある

気づいたら心は彷徨っていた
なるようになっていたから
なすがままにしていたんだ
そんな必要があった
少年期の自分を思い返す必要と時間があった
君の秘密も打ち明けておくれ
ここにいなくちゃいけなかったのに
飛び込まなくちゃいけなかったのに
僕は振り返って佇んでいる

嵐が吹き荒れている
負けそうになったら
僕はなすがままに任せる
君に逢いたい
本当に逢えるといいのに
そして僕を
知らない場所に連れて行って
知らない場所に連れて行って

やがて僕は見つけだす
存在価値を必要としない安住の地を

やがて僕は見つけだす
エゴを自覚することなき満たされた地を

2007/10/05

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -