水晶を手にして天使が舌打ち思い通りになりゃあしないぼくをよく知らないきみのリアリティはいつも 悲しみと奇妙な苦笑いを併発させるぼくがいけない5分前の明日をきみの手のひらに見つけられなかった ぼくがきみがいけないぼくのつま先が奏でる合図に振り返った きみがため息の瞬間舌打ち天使は水晶をポッケに入れ背中の羽を丁寧に折りたたみながらきみの中に 帰っていったぼくの中の悪魔が火花を散らしながら顔をだす思い通りになんて絶対にさせるもんか
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