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[112308] 
詩人:安曇 [投票][編集]

風に揺れる細く薄い私の糸が、

切れてしまいそうです。


日に透けて、キラキラと風の一部になりながら


私の糸は
柔らかく、はかなく

遥か彼方に
飛んで行きそうです


貴方に繋がっていると信じたい私の糸は

赤くはなく、限りなく透明で

頼りなく、風に揺られています。


貴方は気付きもせず笑っています。


今にも切れそうな糸の前で、


貴方は、笑っています。


これがどんなに重要な事かもわからずに

2007/10/13

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