詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
気ままに暮らす毎日
短いような長いような一定の時間の流れ
疲れることや悲しいことに翻弄されながら
時々道を誤って
貴重なミルクを一気飲みするような無駄な日々を過ごしてる
こんなに哀しいのに楽しいことがあれば笑って
そして悲しいときにはとことん悲しんで
わかりやすい心の持ち主の僕は思ったことがすぐ顔にでてきてしまうから
すぐ涙流れてしまうよ
誰かから傘を差し出されても意地を張る
本当はそんな自分嫌いさ
それなのにさらに意地を張るからさびしくもなるね
君の心の中にある雨雲吹き飛ばしてあげるよ
そして太陽を昇らせてあげるんだ
そんでもってきれいな花をうれし涙で育てていく
いつか大きくて立派な喜びの花を咲かせたい
それが今は僕のいちばんの願いで
明日に続いてるドアの前突っ立って
いつまでも迷って行ったり来たりしても朝がくりゃ誰でもみんな気付きゃ夢から覚めて明日になったんだんと気づくのさ
吸い込まれていくように夢み心地のまんまでいつの間にやら
僕は眠ってる
いくら嫌がってもね
明日はやってくるんだ
誰のところにも平等に
不平等なのはその明日を楽しめるかそうじゃないかで決まる
そんなとこかな
午前中は昼寝して
午後には散歩する
飲みほしたミルクみたいなむなしいような切ないような日でも
また喜びは空っぽの心に注がれるから
気持ちイラつかせて文句を言うよりも
雨が止むのを待って
陽が射すのを待って
悲しみが通り過ぎるころを見計らって
気づいたときには嘘のように通り過ぎた後さ
思えば大したことじゃなかったってよく言うぜ
変な気分
自分が自分にがんばれよって励ますみたいにやさしい言葉かけたくなるよ
こんなに空が広くて青いから
心まで広くなる
あんなに悲しんでいたのが
嘘のように思う