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[119127] 空想日和
詩人:都森 善太 [投票][編集]


その感情を表そうにも
言葉は見つからない
だから姿を現さない

その感情は表そうにも
言葉は必要ない
だから唇は動かない

嘘みたいに空想する
嘘みたいな空想をする
中心にあるものが何か
それがひどく問題だ

多分、空想なんだ
限りない空白を埋めていく
忘れかけていた
限りなく真実で空想
それでも
それを愛と呼んだものだけ


2008/01/15

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