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[120444] 迷子の途中
一晩経って
振り返ってみれば
二人はただの迷子のようで
だからあんなに
同化できたのかもしれない
思えばわたしは
そんな恋ばかりをしていた
似たような季節を辿って
空っぽの夜を
埋めながら
繰り返す後悔をいつも
心に刻んで
痛みで自分を奮い立たせた
だけど今度は
あなたが抱きしめる番だよ
笑顔の下に全てが
隠されているとしたら
独りで泣くだけの部屋の
鍵を閉めよう
個人差、で片付けないで
今度はあなたが
大人になる日
2008/02/05
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