過去ログ
〜 過去ログ No.121593 の表示 〜
[121593] スケッチ#3
匂い立つ春の日を思う冬枯れの二月
路上はしんと冷たく
冬鳥が湖面をたゆたうように遊泳する
はぁっと吐く度に白くなる息は
凍てついた淋しさを表すようだ
まだ季節の覚醒を願う
慎ましき両の掌の祈り
蛇行する群衆の隊列は病んでいるように見えて仕方がない
この世界に救いの光が射すのを
この心に温かな日溜まりが佇むのを
穏やかなる春の風に重ねるように静かに黙って歩く
二月の路上
2008/02/24
[前頁] [投票する] [次頁]
-
詩人の部屋 -