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[122259] 桜の木の下で
詩人:小さな貝がら [投票][編集]

暖かい
小春日和の縁側で
君と二人見る夢は

淡い
ピンクの色をした
とても柔らかい
夢でした

満開の桜の木の下を
君と二人手を繋いで
鳥の鳴き声
聞きながら

ゆっくりゆっくり
歩いたよ

夕暮れ
肌寒くなっても
君の手
冷たくならないよう

いいや
僕も寂しく
ならないよう

君の手を
握り続けたんだ

淡い淡い
夢の中だけどさ
幸せだったんだよ

君と手繋いだこと
君と歩いたこと

By 小さな貝がら

2008/03/05

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