ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.123000-123999 > No.123145「「夢物語」」

過去ログ  〜 過去ログ No.123145 の表示 〜


[123145] 「夢物語」
詩人:アハ☆ [投票][編集]




僕にとって急に居心地が悪くなって
勢いよくそこを飛び出した

言い訳ばかりでいつの間に森の中
目の前は霧がかり

ここでいいのか
これでよかったのかもわからない

何も持たずに飛び出した僕
足下怖さに足取りは不器用で
ただフラフラといい匂いのする方へ

もうどれくらい歩いただろう
君は迷いの途中に現れた妖精

一人よりずっと視界はよく
君がいて僕はもっと僕でいられる
僕がいて君がもっと君でいられたら嬉しいな

ここではぐれたら
二度と会えない気がして
この手は離せない
もう離さない

やがて立派なお城にたどりつく
思ってたのとはちょっと違うけど
力強く進んだ足跡がカタチになったんだね

豪華なごちそうを食べる僕
子どもみたいに喜んでデザートを食べる君


今日はこんな夢を見た
明日はもっといい夢をみよう

2008/03/18

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -