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[123145] 「夢物語」

詩人:アハ☆




僕にとって急に居心地が悪くなって
勢いよくそこを飛び出した

言い訳ばかりでいつの間に森の中
目の前は霧がかり

ここでいいのか
これでよかったのかもわからない

何も持たずに飛び出した僕
足下怖さに足取りは不器用で
ただフラフラといい匂いのする方へ

もうどれくらい歩いただろう
君は迷いの途中に現れた妖精

一人よりずっと視界はよく
君がいて僕はもっと僕でいられる
僕がいて君がもっと君でいられたら嬉しいな

ここではぐれたら
二度と会えない気がして
この手は離せない
もう離さない

やがて立派なお城にたどりつく
思ってたのとはちょっと違うけど
力強く進んだ足跡がカタチになったんだね

豪華なごちそうを食べる僕
子どもみたいに喜んでデザートを食べる君


今日はこんな夢を見た
明日はもっといい夢をみよう

2008/03/18 (Tue)
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