ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.124000-124999 > No.124359「サクラ&アングリー・センチ」

過去ログ  〜 過去ログ No.124359 の表示 〜


[124359] サクラ&アングリー・センチ
詩人:秋庭 朔 [投票][編集]


激しい風雨にも
歯を食いしばり
保ち堪えるのは
惜しみ無く散るための
約束事なのかも知れない

厳しい寒さは
より美しく咲くための
必要な条件なのかも
知れない

目の前に
立ちはだかる壁には
すべて意味があるのかも
知れない

咲く前から
散るのを恐れる花なら
あんなにも
人を惹き付ける事は
ないだろう


2008/04/09

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -