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[124379] 
詩人:EXIA [投票][編集]

俺は霊が見える


こいつらに触れる


こいつらと言葉を交わせる


ただ


それだけだ…


こいつらは時々


こうして消える


どうして消えるのかはわからない


時折


その場に残るのは


俺だけに見える


血の跡と…


痛みに似た感情…


いくら体を鍛えても


こいつらのことは護れない…


それを思うとき


俺の心は…





刃に似るんだ…

2008/04/09

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