いつもの始まりはなくぼやけた一枚の写真が最後だった月が見てた空を凍らせ君を探して月は見ていたその雫の奥の奥広がる明かりを君に照らして君は咲いてた道端に君は見ていた歩く人々行き交う言葉閉ざしたままの時を世界狭い狭くなる内にある外は狭い限り無く遠い世界広い変わっていく外にある内は薄い限り無く近い数が数を増やしていく変貌していく私は0で1を0に変えていく1で1は0のまま満たされる事なく1であり続けている
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