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[128025] うれし、しびれ
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

かすれた声で、カサコソ ギター爪びいてみる

まるで ドラマのBGMのムードのつもりで、夏の静夜を彩る ささやき


もう、笑みを隠せない
君さえよければ、僕をさらって下さい



うれし涙あふれる 海辺で熱され、 風呂あがりの恋人どうしが、甘えあうセリフが夜風に響き、、

夜汽車のラスト音が、しばらく長く、真空間に ぽっかり たなびいた



あと、時計がふた周りしたら、 君の枕元で お休みの涙つぶをためる時が、 ここに来る


二人の出会いが「永遠に続かない 悲しみ」を うれしがるために


うれしさのしびれが、どうも しびれ切れる
って感じ


嬉しがり・・・うれしいけど、しびれる

胸と背中に、僕らの はかなさが ジンジン来る夏の夜だ

2008/06/18

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