詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
かすれた声で、カサコソ ギター爪びいてみる
まるで ドラマのBGMのムードのつもりで、夏の静夜を彩る ささやき
もう、笑みを隠せない
君さえよければ、僕をさらって下さい
うれし涙あふれる 海辺で熱され、 風呂あがりの恋人どうしが、甘えあうセリフが夜風に響き、、
夜汽車のラスト音が、しばらく長く、真空間に ぽっかり たなびいた
あと、時計がふた周りしたら、 君の枕元で お休みの涙つぶをためる時が、 ここに来る
二人の出会いが「永遠に続かない 悲しみ」を うれしがるために
うれしさのしびれが、どうも しびれ切れる
って感じ
嬉しがり・・・うれしいけど、しびれる
胸と背中に、僕らの はかなさが ジンジン来る夏の夜だ